特許
J-GLOBAL ID:201003001951951342
医療連携システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
荒船 博司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-083116
公開番号(公開出願番号):特開2010-237834
出願日: 2009年03月30日
公開日(公表日): 2010年10月21日
要約:
【課題】紹介元の医療施設の医療従事者が患者の診療情報をサーバに登録する負担及び登録漏れをなくすとともに、紹介先の医療施設が必要とするときに、その紹介先の医療施設に対し必要な情報のみを公開するセキュリティ性の高い医療連携システムを提供する。【解決手段】本発明に係る地域医療連携システム100によれば、紹介元の電子カルテ装置1Aにおいて、紹介対象の患者の患者情報及び紹介元情報が入力されると、入力された情報及び診療情報の権限付与情報を含む紹介状情報を生成し出力する。紹介先の電子カルテ装置1Bにおいて紹介状情報が取り込まれると、データ管理サーバ2に紹介状情報が送信され、診療情報の要求が行われる。紹介元の電子カルテ装置1Aは、データ管理サーバ2を介して受信した権限付与情報が正当な情報である場合、記憶部13から該当する診療情報を読み出してデータ管理サーバ2を介して紹介先の電子カルテ装置1Bに送信する。【選択図】図7A
請求項(抜粋):
患者の紹介元の医療施設に設置され、当該医療施設の患者の診療情報を記憶する記憶手段に接続された第1の電子カルテ装置と、紹介先の医療施設に設置された第2の電子カルテ装置と、データ管理サーバと、が通信ネットワークを介してデータ送受信可能に接続された医療連携システムであって、
前記第1の電子カルテ装置は、紹介対象の患者の患者情報及び紹介元情報の入力を受け付け、前記入力された患者情報及び紹介元情報と、前記記憶手段に記憶されている診療情報の参照権限を紹介先の医療施設に対して付与することを示す権限付与情報とを含む紹介状情報を生成して出力し、
前記第2の電子カルテ装置は、前記第1の電子カルテ装置から出力された紹介状情報を取り込んで前記データ管理サーバに送信し、前記データ管理サーバに対して前記紹介元の医療施設の診療情報を要求し、
前記データ管理サーバは、前記第2の電子カルテ装置から送信された紹介状情報を前記第1の電子カルテ装置に転送し、前記第1の電子カルテ装置に対して前記記憶手段に記憶されている診療情報の送信を要求し、
前記第1の電子カルテ装置は、前記データ管理サーバから転送された紹介状情報に正当な権限付与情報が含まれているか否かを判断し、正当な権限付与情報が含まれていると判断した場合に、前記記憶手段から前記紹介状情報に応じた患者の診療情報を読み出して前記データ管理サーバに送信し、
前記データ管理サーバは、前記第1の電子カルテ装置から送信された診療情報を前記第2の電子カルテ装置に送信する医療連携システム。
IPC (1件):
FI (2件):
G06F17/60 126Z
, G06F17/60 126K
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