特許
J-GLOBAL ID:201003002050535842

走行作業機械の油圧駆動システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-185390
公開番号(公開出願番号):特開2010-025179
出願日: 2008年07月16日
公開日(公表日): 2010年02月04日
要約:
【課題】作業機負荷圧力に対する走行負荷圧力の特性線を作業の種類に応じて自動で変更することができ、操作性に優れ、かつ部品点数が少なく構造が簡単である走行作業機械の油圧駆動システムを提供する。【解決手段】HST走行油圧回路2は走行駆動回路11と走行制御回路12を備え、走行制御回路12は油圧式開閉弁38と油圧式切換弁41を有し、油圧式開閉弁38は走行負荷圧力が導かれる第1受圧部38c、常時作業機負荷圧力が導かれる第2受圧部38d、油圧式切換弁41を介して選択的に作業機負荷圧力が導かれる第3受圧部38eを有し、油圧式切換弁41は作業機負荷圧力が導かれる受圧部41cを有している。作業機負荷圧力が所定値Pfaを超えると、油圧式切換弁41は切り換えられ、第3受圧部38eにも作業機負荷圧力を導く。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
原動機により駆動される走行用の可変容量型油圧ポンプと、 前記原動機により駆動される作業機用の油圧ポンプと、 前記可変容量型油圧ポンプと閉回路接続され、前記可変容量型油圧ポンプからの吐出油によって駆動される走行用油圧モータと、 前記作業機用の油圧ポンプを油圧源とする作業機用油圧回路と、 前記可変容量型油圧ポンプの押しのけ容積を変化させる油圧アクチュエータと、 この油圧アクチュエータに対する圧油の給排を制御し前記可変容量型油圧ポンプの押しのけ容積を制御する走行制御回路とを備えた走行作業機械の油圧駆動システムにおいて、 前記走行用油圧モータの負荷圧力が導かれる第1受圧部及び前記作業機用油圧回路の負荷圧力が導かれる第2受圧部及び第3受圧部を有し、前記走行用油圧モータの負荷圧力と前記作業機用油圧回路の負荷圧力の和が予め設定した値を超えると前記可変容量型油圧ポンプの押しのけ容積を減らすように前記油圧アクチュエータを作動させる油圧式開閉弁と、 前記油圧式開閉弁の第3受圧部と前記作業機用油圧回路の間に配置され、前記作業機用油圧回路の負荷圧力が導かれる第4受圧部を有する油圧式切換弁とを有し、 前記油圧式開閉弁の第2受圧部は前記作業機用油圧回路に常時連通するよう接続され、 前記油圧式開閉弁の第3受圧部は前記油圧式切換弁を介して前記作業機用油圧回路に接続され、 前記油圧式切換弁は、前記作業機用油圧回路の負荷圧力が所定値以下にあるときは第1位置にあり、この第1位置では前記第3受圧部と前記作業機用油圧回路との連通を遮断し、前記作業機用油圧回路の負荷圧力が前記所定値を超えると第2位置に切り換えられ、この第2位置では前記第3受圧部を前記作業機用油圧回路に連通させることを特徴とする走行作業機械の油圧駆動システム
IPC (4件):
F15B 11/17 ,  B60K 17/10 ,  E02F 9/22 ,  F04B 1/12
FI (4件):
F15B11/16 A ,  B60K17/10 D ,  E02F9/22 H ,  F04B1/12
Fターム (38件):
2D003AA01 ,  2D003AB01 ,  2D003AB05 ,  2D003AC01 ,  2D003BA02 ,  2D003BB02 ,  2D003CA03 ,  2D003DA03 ,  2D003DB02 ,  3D042AB08 ,  3D042BA02 ,  3D042BA08 ,  3D042BC06 ,  3D042BD05 ,  3D042BD08 ,  3D042BD09 ,  3H070AA01 ,  3H070BB04 ,  3H070CC14 ,  3H089AA01 ,  3H089AA86 ,  3H089BB15 ,  3H089BB27 ,  3H089CC08 ,  3H089CC11 ,  3H089DA02 ,  3H089DA03 ,  3H089DA13 ,  3H089DB04 ,  3H089DB37 ,  3H089DB38 ,  3H089EE07 ,  3H089EE15 ,  3H089EE16 ,  3H089EE17 ,  3H089EE22 ,  3H089GG02 ,  3H089JJ01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-83907号公報

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