特許
J-GLOBAL ID:201003002844972252

レーザ距離測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田下 明人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-036084
公開番号(公開出願番号):特開2010-190759
出願日: 2009年02月19日
公開日(公表日): 2010年09月02日
要約:
【課題】レーザ距離測定装置において、正確な距離補正を行い得る構成を、装置構成の大型化、検出性能の低下を招くことなく実現する。【解決手段】レーザ距離測定装置1には拡散反射部材80が設けられ、偏向部41が第1回動位置にあるときに、レーザ光の投射から第1拡散反射光がフォトダイオード20によって検出されるまでの時間(第1時間T1)を検出し、偏向部41第2回動位置にあるときにも、レーザ光の投射から第2拡散反射光が検出されるまでの時間(第2時間T2)を検出している。そして、それら第1時間T1及び第2時間T2に基づいて距離算出に用いる補正データを生成している。更に、第1回動位置のときにレーザ光が拡散反射面に入射するときの第1入射角θ1と、第2回動位置のときにレーザ光が拡散反射面に入射するときの第2入射角θ2とが異なるように構成されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
レーザ光を間欠的に発生させるレーザ光発生手段と、 前記レーザ光発生手段にて前記レーザ光が発生したときに、その発生した前記レーザ光が検出物体にて反射した反射光を検出する光検出手段と、 所定の中心軸を中心として回動可能に構成された偏向手段を備えるとともに、当該偏向手段により前記レーザ光を空間に向けて偏向させ、且つ前記反射光を前記光検出手段に向けて偏向する回動偏向手段と、 前記回動偏向手段を回転駆動する駆動手段と、 前記レーザ光発生手段にて前記レーザ光が発生してから、前記反射光が前記光検出手段に検出されるまでの時間を検出し、当該時間に基づいて前記検出物体までの距離を算出する距離算出手段と、 を備えたレーザ距離測定装置であって、 拡散反射面を有すると共に、前記偏向手段が所定回動範囲にあるときに、当該偏向手段にて偏向された前記レーザ光を前記拡散反射面で受ける拡散反射部材と、 前記偏向手段が前記所定回動範囲内の第1回動位置にあるときに、前記レーザ光発生手段にて前記レーザ光が発生してから、その発生した前記レーザ光が前記拡散反射部材にて反射した第1拡散反射光が前記光検出手段によって検出されるまでの第1時間と、前記偏向手段が前記所定回動範囲内の第2回動位置にあるときに、前記レーザ光発生手段にて前記レーザ光が発生してから、その発生した前記レーザ光が前記拡散反射部材にて反射した第2拡散反射光が前記光検出手段によって検出されるまでの第2時間と、を検出する時間検出手段と、 前記時間検出手段によって検出された前記第1時間及び前記第2時間に基づき、前記距離算出手段による前記距離の算出に用いる補正データを生成する補正データ生成手段と、 を備え、 前記拡散反射部材は、前記偏向手段が前記第1回動位置にあるときに当該偏向手段からの前記レーザ光が前記拡散反射面に入射するときの第1入射角と、前記偏向手段が第2回動位置にあるときに当該偏向手段からの前記レーザ光が前記拡散反射面に入射するときの第2入射角とが異なるように構成されており、 前記距離算出手段は、前記光検出手段によって前記検出物体からの前記反射光が検出されるまでの前記時間と、前記補正データ生成手段によって生成された前記補正データと、に基づいて前記距離を算出することを特徴とするレーザ距離測定装置。
IPC (2件):
G01S 7/48 ,  G01S 17/10
FI (2件):
G01S7/48 A ,  G01S17/10
Fターム (17件):
5J084AA05 ,  5J084AD01 ,  5J084BA04 ,  5J084BA11 ,  5J084BA12 ,  5J084BA14 ,  5J084BA36 ,  5J084BA49 ,  5J084BA60 ,  5J084BB02 ,  5J084BB04 ,  5J084BB20 ,  5J084BB27 ,  5J084CA03 ,  5J084CA12 ,  5J084DA01 ,  5J084EA11

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