特許
J-GLOBAL ID:201003003127628330
土石流危険判定装置、土石流危険判定方法および土石流危険判定プログラム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
横山 淳一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-332334
公開番号(公開出願番号):特開2010-150862
出願日: 2008年12月26日
公開日(公表日): 2010年07月08日
要約:
【課題】 本発明は土石流災害の危険判定に関し、より詳細には雨量判定図を基に災害発生の危険度とその確度を予測する土石流危険判定装置に関するものである。 【解決手段】 本発明の土石流危険判定装置は、前期実効雨量と時間雨量と計測時刻を格納しておき、実績雨量記憶部から直近雨量と最大雨量と最小雨量とを取得し、それぞれの雨量において現在時刻から所定時間継続した場合の実効雨量を算出し、各雨量と実効雨量とに基づいて第一〜第四の点の位置を、縦軸を時間雨量、横軸を実効雨量とするグラフ上で算出し、第一〜第四の点により定まるグラフ上の多角形の領域に対する、グラフに定められる危険度判定の基準を示す値を越えている領域の割合を算出し、危険度判定の確度を求め、第一〜第四の点を結ぶ線と危険度判定に関する情報とを出力する、よう構成する。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
降雨前の雨量に基づく前期実効雨量と、単位時間当たりの雨量と、該単位時間当たりの雨量を計測した時刻との情報を含む雨量情報を格納する実績雨量記憶部と、
前記実績雨量記憶部から、現在時刻に直近の前記時刻に対応する直近雨量と、該現在時刻から所定時間前までの雨量のうち最大を示す最大雨量と最小を示す最小雨量とを取得する雨量情報取得部と、
前記直近雨量の実効雨量である第一の直近実効雨量と、前記最大雨量と該直近雨量と前記最小雨量とが現在時刻から所定時間継続した場合のそれぞれの実効雨量である最大実効雨量と第二の直近実効雨量と最小実効雨量とを前記実績雨量記憶部を参照して算出する実効雨量算出部と、
前記直近雨量と前記第一の直近実効雨量とに基づいた第一の点と、前記最大雨量と前記最大実効雨量とに基づいた第二の点と、該直近雨量と前記第二の直近実効雨量とに基づいた第三の点と、前記最小雨量と前記最小実効雨量とに基づいた第四の点との位置を、縦軸を時間雨量、横軸を実効雨量とするグラフ上で算出し格納するグラフ記憶部と、
前記第一乃至第四の点により定まるグラフ上の多角形の領域に対し、該グラフに定められる危険度判定の基準を示す所定の値を越えている領域の割合を算出し、該割合に対応して予め定められる危険度判定の確度を求める危険度判定確度算出部と、
前記グラフ記憶部に格納されている前記第一乃至第四の点と、該第一乃至第四の点を結ぶ線とを前記グラフ上にプロットしたグラフと、前記確度を含む危険度判定に関する情報とを出力する出力部と
を有することを特徴とする土石流危険判定装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (2件):
引用特許:
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