特許
J-GLOBAL ID:201003003170508098

空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 杉村 憲司 ,  来間 清志 ,  澤田 達也 ,  冨田 和幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-131631
公開番号(公開出願番号):特開2010-274862
出願日: 2009年05月29日
公開日(公表日): 2010年12月09日
要約:
【課題】圧縮歪抑制による、カーカス折返し部の耐疲労向上即ち、ビード部の耐久性を向上させた空気入りタイヤを提供する。【解決手段】カーカス本体部2と、該カーカス本体部2から各ビードコア1の周りにそれぞれタイヤの内側から外側へ巻き返してタイヤ径方向外側へ延びるカーカス折返し部3とを有するカーカスを骨格とし、該ビードコア1のタイヤ径方向外側に硬スティフナー8を具え、該硬スティフナー8のタイヤ径方向外側に軟スティフナー9を具え、該カーカス本体部2とカーカス折返し部3との間のコード間距離は、該ビードコア1からタイヤ径方向外側へ向かって漸減して、一旦最小値となり、次いで漸増して最大値となり、HSが、Hfよりも大きく、HSが、HBよりもタイヤ径方向内側にあり、かつ、該軟スティフナー9の少なくとも一部が、該コード間距離が最小値となるコード間領域に含まれることを特徴とする空気入りタイヤ。【選択図】図1
請求項(抜粋):
一対のビードコア間にわたってトロイダル状に跨る複数本のコードをゴム被覆したプライからなるカーカス本体部と、該カーカス本体部から各ビードコアの周りにそれぞれタイヤの内側から外側へ巻き返してタイヤ径方向外側へ延びる該プライからなるカーカス折返し部とを有するカーカスを骨格とし、該ビードコアのタイヤ径方向外側に、サイドウォールを構成するゴムよりもゴム硬度が大きいゴムからなる硬スティフナーを具え、該硬スティフナーのタイヤ径方向外側に該硬スティフナーを構成するゴムよりもゴム硬度が小さいゴムからなる軟スティフナーを具える空気入りタイヤであって、 該カーカス本体部とカーカス折返し部との間のコード間距離を、該ビードコアからタイヤ径方向外側へ向かって漸減して、一旦最小値となり、次いで漸増して最大値となる形状に形成すると共に、 該タイヤを適用リムに装着した際に、該適用リムのベースラインから前記最大値となるカーカス本体部の点まで測った高さをHB、該適用リムのベースラインから該硬スティフナーのタイヤ径方向外側端位置までを測った高さをHS、適用リムのフランジ高さをHfとしたとき、 該硬スティフナーのタイヤ径方向外側端位置HSが、Hfよりも大きく、 該HSが、HBよりもタイヤ径方向内側にあり、かつ、 該軟スティフナーの少なくとも一部が、該コード間距離が最小値となるコード間領域に含まれることを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (2件):
B60C 15/06 ,  B60C 15/00
FI (2件):
B60C15/06 B ,  B60C15/00 B

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