特許
J-GLOBAL ID:201003003568258466
糖1-リン酸化合物の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人特許事務所サイクス
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-190982
公開番号(公開出願番号):特開2010-024213
出願日: 2008年07月24日
公開日(公表日): 2010年02月04日
要約:
【課題】糖1-リン酸化合物のアノマー位の立体異性体を選択的に製造する方法を提供する。【解決手段】 式(I):R〜X-P(R1)(R2)〔Rは糖化合物から1位水酸基を除いた残基を示し、R1及びR2はアルキル基、アルコキシ基などを示し、Xは酸素原子などを示す〕で表される糖1-リン酸化合物の製造方法であって、式(II):R-Y(Yはヨウ素原子などを示しYはα結合である)で表される糖化合物と式(III):X=PH(R1)(R2)で表されるリン化合物とをDMANなどの塩基の存在下に反応させる工程を含む方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記の一般式(I):
R〜X-P(R1)(R2) (I)
〔式中、Rは糖化合物残基(該糖化合物残基は、糖化合物が単糖化合物である場合には1位の水酸基を除いた残基を示し、糖化合物が単糖化合物以外の糖化合物である場合には糖化合物を構成する複数の糖化合物のうち還元末端の糖化合物における1位の水酸基を除いた残基であり、糖化合物残基は1個又は2個以上の保護基を有していてもよい)を示し、式中の波線は糖化合物残基R及びXの結合がα結合若しくはβ結合、又はそれらの混合物であることを示し、R1及びR2はそれぞれ独立にアルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、シリルオキシ基、又はアルキルアミノ基(これれらの基は置換基を有していてもよい)を示し、Xは酸素原子、イオウ原子、又はセレン原子を示す〕で表される糖1-リン酸化合物の製造方法であって、下記の一般式(II):
R-Y (II)
(Rは上記と同義であり、Yはヨウ素原子、臭素原子、塩素原子、又はスルホ基を示し、上記1位におけるYの結合は実質的にα結合である)で表される糖化合物と、下記の一般式(III):
X=PH(R1)(R2) (III)
(式中、X、R1、及びR2は上記と同義である)で表されるリン化合物とを塩基の存在下に反応させる工程を含む方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (8件):
4C057AA20
, 4C057CC01
, 4C057DD01
, 4C057GG03
, 4C086AA04
, 4C086EA03
, 4C086GA16
, 4C086ZB07
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