特許
J-GLOBAL ID:201003003682427200

近赤外分光法による乳房炎診断のための体細胞数閾値探索方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小倉 啓七 ,  本間 政憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-284537
公開番号(公開出願番号):特開2010-112799
出願日: 2008年11月05日
公開日(公表日): 2010年05月20日
要約:
【課題】乳房炎り患等について確度の高い判断方法を非破壊的な態様で迅速に行う方法及び装置を提供する。【解決手段】体細胞数等に基づいて乳房炎等にり患しているか否か診断する方法であって、体細胞数等が既知である牛等について、2つの閾値によるグループ化を行い、グループごとに可視光及び/又は近赤外光のスペクトル分析によりSIMCAモデルを構築し、構築したSIMCAモデルを体細胞数が未知の牛等に適用して、乳房炎等にり患しているか、健康か、中間の状態かを判断する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
体細胞数に基づいて乳房炎にり患しているか否か診断する方法であって、 (1)体細胞数が既知である牛群の各牛について、波長400nm〜2500nmの全範囲及び/又は選択された1又は複数の範囲にある可視光及び/又は近赤外光を各牛の生乳に入射し、生乳からの透過光、反射光及び/又は透過反射光の強度を検出した後、該透過光、反射光及び/又は透過反射光の検出強度と前記波長とからなるスペクトルデータについて、 (2)体細胞数の多少に基づき乳房炎と判断される上の閾値と健康と判断される下の閾値の2つの閾値の設定により、前記牛群について乳房炎牛と健康牛とグレイ牛の3つのグループに分類し、各グループ又は乳房炎牛と健康牛の2つのグループに属する牛の内一部又は全部の牛を抽出して、 (3)抽出された前記3つのグループ又は2つのグループに属する一部又は全部の牛についての前記スペクトルデータを用いて、SIMCA法によって各々のグループ毎のSIMCAモデルを構築し、 (4)前記各々のグループに属する抽出されなかった残りの牛又はすでに抽出された牛の前記スペクトルデータを前記SIMCAモデルに適用して確率又は分離性又は類似性に基づいて該SIMCAモデルを評価し、 (5)該評価を反映したSIMCAモデルを決定し、 体細胞数が未知な牛について前記決定されたSIMCAモデルを適用することによって、乳房炎牛と健康牛とグレイ牛のいずれに分類されるかを決定することを特徴とする乳房炎り患診断方法。
IPC (2件):
G01N 21/35 ,  G01N 21/27
FI (2件):
G01N21/35 Z ,  G01N21/27 Z
Fターム (14件):
2G059AA06 ,  2G059BB11 ,  2G059CC16 ,  2G059EE01 ,  2G059EE12 ,  2G059GG10 ,  2G059HH01 ,  2G059HH02 ,  2G059JJ05 ,  2G059JJ11 ,  2G059JJ13 ,  2G059KK01 ,  2G059MM01 ,  2G059NN02
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許3472836号
  • 特許3574851号

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