特許
J-GLOBAL ID:201003003925966610

有機性排水の処理方法及び排水処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 稲葉 良幸 ,  大貫 敏史 ,  内藤 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-117900
公開番号(公開出願番号):特開2010-012458
出願日: 2009年05月14日
公開日(公表日): 2010年01月21日
要約:
【課題】2段生物処理法を適用した有機性排水の処理方法において、高い有機物負荷で運転を行った場合の発泡を、薬剤を使用せず、かつ生物処理性能を低下させずに抑制する。【解決手段】有機性排水が流れる上流側から、少なくとも、第1生物処理槽1と第2生物処理槽2とが配置されてなり、第1生物処理槽1において有機性排水中の有機物を曝気処理して分散菌体に変換する第1生物処理工程と、変換された分散菌体を第2生物処理槽2に移送しフロック化すると共に、微小生物が共存する汚泥を得る第2生物処理工程と、第1生物処理槽1における発泡量を測定し、発泡量が予め定められた基準値を超過した段階で、第2生物処理工程によって得られた汚泥の一部を、第1生物処理槽1に返送する汚泥返送工程と、を有し、汚泥返送工程における汚泥の返送量は、第1生物処理槽1内の発泡量、単位時間あたりの発泡量のうちの少なくともいずれかに応じて制御するようにした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
有機性排水が流れる上流側から、少なくとも、第1生物処理槽と、第2生物処理槽とが、配置されている排水処理装置を用いる有機性排水の処理方法であって、 前記第1生物処理槽において、前記有機性排水中の有機物を、曝気処理して分散菌体に変換する第1生物処理工程と、 前記変換された分散菌体を、前記第2生物処理槽に移送し、フロック化すると共に、微小生物が共存する汚泥を得る第2生物処理工程と、 前記第1生物処理槽における発泡量を測定し、当該発泡量が予め定められた基準値を超過した段階で、前記第2生物処理工程によって得られた汚泥の一部を、前記第1生物処理槽に返送する汚泥返送工程と、 を有し、 前記汚泥返送工程における汚泥の返送量は、前記第1生物処理槽内の発泡量、単位時間あたりの発泡量のうちの少なくともいずれかに応じて制御する有機性排水の処理方法。
IPC (1件):
C02F 3/12
FI (4件):
C02F3/12 U ,  C02F3/12 K ,  C02F3/12 M ,  C02F3/12 P
Fターム (19件):
4D028AA04 ,  4D028AB00 ,  4D028AB03 ,  4D028BB06 ,  4D028BC01 ,  4D028BC03 ,  4D028BC17 ,  4D028BC18 ,  4D028BC24 ,  4D028BC26 ,  4D028BD11 ,  4D028BD16 ,  4D028BD17 ,  4D028CA06 ,  4D028CA11 ,  4D028CB02 ,  4D028CC09 ,  4D028CD05 ,  4D028CE00
引用特許:
審査官引用 (14件)
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