特許
J-GLOBAL ID:201003004077154860

クランク角検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名古屋国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-038032
公開番号(公開出願番号):特開2010-190190
出願日: 2009年02月20日
公開日(公表日): 2010年09月02日
要約:
【課題】 逆転現象も含めて正確にクランクシャフトの位置を把握する。【解決手段】 パルス間隔値と閾値とを比較することによりクランクシャフト3の回転方向を検出する逆転検出手法1、第1パルス発生装置10から出力されるパルス信号の出力タイミング、及び第2パルス発生装置16から出力されるパルス信号の出力タイミングに基づいてクランクシャフト3の回転方向を検出する逆転検出手法2にてクランクシャフト3の回転方向を検出するとともに、両逆転検出手法の検出結果が相違している場合には、逆転検出手法2により検出された回転方向を正しい回転方向として閾値を補正する。これにより、内燃機関毎の個体差や経年変化(摩耗や変形等)により閾値が不適切な値となった場合であっても、閾値が適切な値に補正(修正)されるので、逆転現象も含めて正確にクランクシャフト3の位置を把握することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内燃機関のクランク軸の回転と同期してパルス信号を出力する第1パルス発生手段と、 前記第1パルス発生手段から出力されたパルス信号の計数値に基づいて、前記クランク軸の位置を算出するクランク角算出手段と、 前記第1パルス発生手段から出力されたパルス信号のパルス間隔に基づく値(以下、この値をパルス間隔値という。)と閾値とを比較することにより、前記クランク軸の回転方向を検出する第1回転方向検出手段と、 前記クランク軸の基準位置を検出するためのパルス信号を前記クランク軸の回転と同期して出力する第2パルス発生手段と、 前記第1パルス発生手段から出力されるパルス信号の出力タイミング、及び前記第2パルス発生手段から出力されるパルス信号の出力タイミングに基づいて、前記クランク軸の回転方向を検出する第2回転方向検出手段と、 前記第1回転方向検出手段により検出された回転方向(以下、第1検出回転方向という。)と前記第2回転方向検出手段により検出された回転方向(以下、第2検出回転方向という。)とが相違しているか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により前記第1検出回転方向と前記第2検出回転方向とが相違していると判定された場合に、前記第2検出回転方向を正しい回転方向として、前記閾値を補正する第1補正手段と を備えることを特徴とするクランク角検出装置。
IPC (1件):
F02D 45/00
FI (3件):
F02D45/00 345H ,  F02D45/00 362C ,  F02D45/00 362G
Fターム (6件):
3G384AA29 ,  3G384CA20 ,  3G384DA57 ,  3G384ED07 ,  3G384FA58Z ,  3G384FA59Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

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