特許
J-GLOBAL ID:201003004079535658
密封装置、転がり軸受および車輪用転がり軸受
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
山崎 宏
, 田中 光雄
, 仲倉 幸典
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-035386
公開番号(公開出願番号):特開2010-190323
出願日: 2009年02月18日
公開日(公表日): 2010年09月02日
要約:
【課題】アキシアルリップの内外間に発生する気圧差を抑制できて、フランジ部に対するアキシアルリップの吸着を抑制し、アキシアルリップの摩耗を抑制できる密封装置を提供すること。【解決手段】スリンガ52に、スリンガ52の略径方向に延在するフランジ部66の径方向の外方の端部から、軸方向において芯金部材50の径方向延在部61側に延在する一方、径方向においてスリンガ52の外嵌固定部65側に延在する屈曲延在部67を形成する。この密封装置は、アキシアルリップ54がスリンガ部52に接触する一方、屈曲延在部67に接触しない第1状態と、アキシアルリップ54がスリンガ部52に接触しない一方、屈曲延在部67に接触する第2状態とを両方とることができるようになっている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
筒状の内嵌固定部、および、この内嵌固定部から略上記内嵌固定部の径方向に延在する径方向延在部を有する芯金部材と、上記芯金部材に固定された弾性部材とを有するシール部材と、
筒状の外嵌固定部と、この外嵌固定部の軸方向の一端部から略上記径方向に延在するフランジ部と、上記フランジ部の上記径方向の上記内嵌固定部側の端部から、上記軸方向において上記径方向延在部側に延在する一方、上記径方向において上記外嵌固定部側に延在する屈曲延在部とを有するスリンガと
を備え、
上記弾性部材は、
上記芯金部材の上記径方向延在部に固定された基部と、
上記基部から延在して、上記フランジ部および上記屈曲延在部の内周面に摺動可能なアキシアルリップと
を有し、
上記アキシアルリップと上記フランジ部との接触面圧が、上記アキシアルリップと上記屈曲延在部の上記内周面との接触面圧よりも高い第1状態と、上記アキシアルリップと上記フランジ部との接触面圧が、上記アキシアルリップと上記屈曲延在部の上記内周面との接触面圧よりも低い第2状態とをとることを特徴とする密封装置。
IPC (3件):
F16J 15/32
, F16C 33/78
, F16C 19/18
FI (4件):
F16J15/32 311F
, F16J15/32 311P
, F16C33/78 Z
, F16C19/18
Fターム (23件):
3J006AE04
, 3J006AE23
, 3J006AE30
, 3J006AE40
, 3J006CA01
, 3J016AA02
, 3J016AA03
, 3J016BB03
, 3J016BB16
, 3J016BB28
, 3J016CA02
, 3J016CA06
, 3J701AA02
, 3J701AA32
, 3J701AA43
, 3J701AA54
, 3J701AA62
, 3J701BA73
, 3J701EA01
, 3J701EA49
, 3J701FA31
, 3J701FA41
, 3J701GA03
引用特許:
前のページに戻る