特許
J-GLOBAL ID:201003004092931090

電力用開閉装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 曾我 道治 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順 ,  大宅 一宏 ,  上田 俊一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-073967
公開番号(公開出願番号):特開2010-225532
出願日: 2009年03月25日
公開日(公表日): 2010年10月07日
要約:
【課題】電力用開閉装置において、高電圧導体に直流電圧が印加されているときに絶縁ロッドと端部金具との間に異物が入り込むと、異物周辺で電界集中が生じ、耐電圧性能が低下する。【解決手段】絶縁ロッドと端部金具との間にギャップを設け、絶縁ロッド表面の少なくとも端部金具と対向する部位には低抵抗層を設け、低抵抗層の端部から絶縁ロッドの沿面絶縁方向には電界が高くなるにつれて抵抗率が低くなる非線形抵抗層を設けた。【効果】金属異物が侵入しても微小ギャップの電界集中が抑制され、耐電圧性能が低下しない絶縁操作ロッドを備えた電力用開閉装置が得られる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
密閉容器と、上記密閉容器内に設けられた固定コンタクトと、 上記固定コンタクトに対して離接して回路を開閉する可動コンタクトと、 上記可動コンタクトを開閉駆動する操作装置と、 上記可動コンタクトおよび上記操作装置間に設けられて、上記操作装置の駆動力を上記可動コンタクトに伝えて上記可動コンタクトを駆動させる絶縁操作ロッドと、 上記絶縁操作ロッドおよび上記可動コンタクトの間ならびに上記絶縁操作ロッドおよび上記操作装置の間に設けられて、それらの間を連結する連結装置とを備え、 上記連結装置が、上記絶縁操作ロッドとの間の電界を緩和するシールド部分と、このシールド部分と上記絶縁操作ロッドとの間に形成されたギャップとを備え、 上記絶縁操作ロッドが、電気絶縁性の絶縁ロッドと、上記絶縁ロッドの表面上の少なくとも上記シールド部分に対向する部位に設けられた低抵抗層と、上記絶縁ロッドの表面上の上記低抵抗層の端部から上記絶縁操作ロッドの沿面絶縁方向に設けられ、電界が高くなるにつれて抵抗率が低くなる非線形抵抗層とを備えていることを特徴とする電力用開閉装置。
IPC (2件):
H01H 33/42 ,  H02B 13/055
FI (4件):
H01H33/42 K ,  H01H33/42 C ,  H01H33/42 G ,  H02B13/06 L
Fターム (8件):
5G017BB01 ,  5G017DD04 ,  5G017HH02 ,  5G017HH04 ,  5G028AA19 ,  5G028EB01 ,  5G028EB12 ,  5G028EB14
引用特許:
出願人引用 (4件)
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