特許
J-GLOBAL ID:201003006175261030
工業用二層織物
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小松 純
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-303909
公開番号(公開出願番号):特開2010-126848
出願日: 2008年11月28日
公開日(公表日): 2010年06月10日
要約:
【課題】部分的な脱水不足の解消をしつつ十分かつ均一な脱水性を得ると共に、繊維支持性、表面平滑性に優れた織物を提供する。【解決手段】連続配置する4本の上面側緯糸が存在し、連続配置する3本の経糸がそれぞれ第2、第3、第2上面側緯糸の上の順に緯糸1本分のナックルを形成し、第2上面側緯糸と第3上面側緯糸とが離れる離間部を形成し、当該離間部の両側では、第2と第3上面側緯糸の両方が2本以上の経糸の上を通るフロート部を形成し、当該フロート部間に、1本の経糸が第2と第3上面側緯糸の上を続けて通り、その片側隣又は両側隣の1本又は2本の経糸は第2又は第3上面側緯糸の上を通る組織とすることにより、第2と第3上面側緯糸が寄り集まる寄集部を形成し、前記離間部における第2と第3上面側緯糸を経方向から挟持する位置に、第1及び第4上面側緯糸を複数本の結糸の上を通るように配置したクリンプ部を形成した二層織物である。【選択図】図2
請求項(抜粋):
上面側緯糸と織り合わせる上面側経糸、下面側緯糸と織り合わせる下面側経糸、上層と下層を織り合わせる接結糸から構成された二層織物において、
連続配置する第1上面側緯糸、第2上面側緯糸、第3上面側緯糸、第4上面側緯糸が存在し、連続配置する3本の経糸がそれぞれ第2上面側緯糸の上、第3上面側緯糸の上、第2上面側緯糸の上の順に緯糸1本分のナックルを形成する組織とすることにより、第2上面側緯糸と第3上面側緯糸とが離れる離間部を形成し、
当該離間部の両側では、第2上面側緯糸と第3上面側緯糸の両方が2本以上の上面側経糸又は経糸接結糸の上を通るフロート部を形成し、
当該フロート部間に、1本の経糸が第2上面側緯糸と第3上面側緯糸の上を続けて通り、その片側又は両側隣の1本又は2本の経糸は第2上面側緯糸又は第3上面側緯糸のどちらか一方の上を通る組織とすることにより、第2上面側緯糸と第3上面側緯糸が寄り集まる寄集部を形成し、
前記離間部における第2上面側緯糸と第3上面側緯糸を縦方向から挟持する位置に、第1上面側緯糸及び第4上面側緯糸を複数本の上面側経糸又は経糸接結糸の上を通るように配置したクリンプ部を形成したことを特徴とする、工業用二層織物。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (4件):
4L055CE32
, 4L055CF28
, 4L055FA22
, 4L055FA23
引用特許:
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