特許
J-GLOBAL ID:201003006342692022

モータ制御装置及び電動パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-238220
公開番号(公開出願番号):特開2010-074915
出願日: 2008年09月17日
公開日(公表日): 2010年04月02日
要約:
【課題】構成及び判定処理の複雑化を招くことなく、確実に電源遮断手段に生じた異常を検出することのできるモータ制御装置を提供すること。【解決手段】マイコンは、先ず第1FET及び第2FETがともにオフであるときのその各出力側の電圧V1,V2に基づいて第1FETの短絡故障を判定する第1ステップ、及び続いて第1FETのみがオンとなったときの各出力側の電圧V1,V2に基づき第1FETの断線故障を判定する第2ステップを実行する。そして、これらにより少なくとも第1FETには短絡故障及び断線故障が発生していないと判定した後、更に第1FET及び第2FETがともにオフとなったときに、第1FETの出力側の電圧V1として平滑コンデンサのチャージ電圧Vcに相当する値が検出された場合には、第2FETに短絡故障が発生したものと判定する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
電源電圧に基づきモータに駆動電力を供給する駆動回路と、該駆動回路と電源とを接続する電源線に設けられて該電源線を通電不能に遮断可能な電源遮断手段と、該電源遮断手段の異常を判定する異常判定手段とを備えたモータ制御装置において、 前記駆動回路と前記電源遮断手段との間には、平滑コンデンサが設けられるともに、前記電源遮断手段は、その寄生ダイオードの極性が互いに逆向きとなるように一対のスイッチング素子を直列に接続してなるものであって、 前記各スイッチング素子の出力側の電圧を検出する電圧検出手段を備え、 前記異常判定手段は、前記各スイッチング素子がともにオフであるときの前記各出力側の電圧に基づき前記各スイッチング素子のうち電源側に配置された第1のスイッチング素子の短絡故障を判定する第1ステップ、及び該第1ステップに続き前記各スイッチング素子のうち電源側に配置された第1のスイッチング素子のみがオンとなったときの前記各出力側の電圧に基づき前記各スイッチング素子のうち前記第1のスイッチング素子の断線故障を判定する第2ステップの実行により、少なくとも前記第1のスイッチング素子には前記短絡故障及び前記断線故障が発生していないと判定した後、 更に前記各スイッチング素子がともにオフとなったときに、前記第1のスイッチング素子の出力側の電圧として前記平滑コンデンサのチャージ電圧に相当する値が検出された場合には、前記各スイッチング素子のうち駆動回路側に配置された第2のスイッチング素子に短絡故障が発生したものと判定すること、を特徴とするモータ制御装置。
IPC (3件):
H02P 29/00 ,  B62D 5/04 ,  B62D 6/00
FI (3件):
H02P5/00 T ,  B62D5/04 ,  B62D6/00
Fターム (31件):
3D232CC38 ,  3D232DA15 ,  3D232DA23 ,  3D232DA63 ,  3D232DA64 ,  3D232DA65 ,  3D232DC32 ,  3D232DD10 ,  3D232EA01 ,  3D232EB11 ,  3D232EC23 ,  3D232GG01 ,  3D233CA03 ,  3D233CA13 ,  3D233CA16 ,  3D233CA20 ,  3D233CA21 ,  5H501AA20 ,  5H501BB08 ,  5H501CC04 ,  5H501DD01 ,  5H501GG05 ,  5H501HA08 ,  5H501HB07 ,  5H501JJ03 ,  5H501KK06 ,  5H501LL22 ,  5H501LL23 ,  5H501LL35 ,  5H501LL52 ,  5H501MM06
引用特許:
出願人引用 (1件)

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