特許
J-GLOBAL ID:201003006880163307

転がり軸受、車輪支持用軸受ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 森 哲也 ,  内藤 嘉昭 ,  田中 秀▲てつ▼
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-085574
公開番号(公開出願番号):特開2010-236622
出願日: 2009年03月31日
公開日(公表日): 2010年10月21日
要約:
【課題】スリンガとシールとからなるシール装置が取り付けられている車輪支持用軸受ユニットの内部への浸水防止性能を向上させる。【解決手段】シール装置のスリンガ7の環状部71の内周面と、その対向面である内側部材10の第2の部材(内輪)1bの外周面100に、パーフルオロアルキル-アルキルアクリレート共重合体からなるフッ素系界面活性剤を0.5質量%の割合で、平均粒径が30nmのシリカ微粒子を0.3重量%の割合で含有するフッ素系撥水処理液を、塗布、乾燥することで、凹凸状の撥水性被膜を形成する。さらに、第2のシール6の環状部61bの外周面と、その対向面である外側部材20の内周面200に、同様の方法で凹凸状の撥水性被膜を形成してもよい。【選択図】図2
請求項(抜粋):
内輪の外周面に嵌合させる環状部を有するスリンガと、外輪の内周面に嵌合させる環状部を有する芯金に、スリンガに摺接させるリップ部を有する弾性部材が固定されたシールと、からなるシール装置が取り付けられている転がり軸受であって、 前記スリンガの環状部の内輪の外周面に対する嵌合面および前記内輪の外周面のいずれかまたは双方と、前記芯金の環状部の外輪の内周面に対する嵌合面および前記外輪の内周面のいずれかまたは双方と、のうちの少なくとも一方に、 下記の(1)式で表されるパーフルオロアルキル-アルキルアクリレート共重合体からなるフッ素系界面活性剤を0.5重量%以上2.0重量%以下の割合で含有し、平均粒径が30nm以上100nm以下である金属酸化物微粒子を0.1重量%以上0.5重量%以下の割合で含有するフッ素系撥水処理液を、塗布、乾燥することで、凹凸状の撥水性被膜が形成されていることを特徴とする転がり軸受。
IPC (3件):
F16C 33/78 ,  F16C 19/18 ,  C09K 3/18
FI (4件):
F16C33/78 Z ,  F16C33/78 E ,  F16C19/18 ,  C09K3/18 102
Fターム (21件):
3J016AA02 ,  3J016BB03 ,  3J016BB16 ,  3J016BB18 ,  3J016CA03 ,  3J701AA02 ,  3J701AA32 ,  3J701AA43 ,  3J701AA54 ,  3J701AA62 ,  3J701BA70 ,  3J701BA73 ,  3J701BA80 ,  3J701DA05 ,  3J701EA06 ,  3J701EA78 ,  3J701EA80 ,  3J701FA31 ,  3J701GA03 ,  3J701XE03 ,  4H020BA13
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 転がり軸受のシール装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-275600   出願人:日本精工株式会社
  • 繊維構造物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-351133   出願人:東レ株式会社

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