特許
J-GLOBAL ID:201003007148944300

可変動弁機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松原 等
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-258306
公開番号(公開出願番号):特開2010-249123
出願日: 2009年11月11日
公開日(公表日): 2010年11月04日
要約:
【課題】電磁アクチュエータ1つのみで、駆動用カムとロッカアームとが当接する当接状態と、当接しない非当接状態との間で切り換える。【解決手段】可変動弁機構9は、第一螺旋溝32及び第二螺旋溝37と、係合部材40と、駆動装置50とを含み構成されている。その第一螺旋溝32及び第二螺旋溝37は、カムシャフト15と一緒に回転するようにそれぞれ設けられて該カムシャフト15の周方向に螺旋状に延び、螺旋進行方向が互いに左右方向に異なっている。また、係合部材40は、左右方向に交差する交差方向に変位可能に設けられ、一方の交差方向及び他方の交差方向の変位により第一螺旋溝32及び第二螺旋溝37に択一的に係入する第一係入部42及び第二係入部47を備えている。また、駆動装置50は、電磁アクチュエータ51を一つのみ備え、係合部材40を一方の交差方向と他方の交差方向とに駆動する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
左右方向に延びるカムシャフト(15)と一緒に回転する駆動用カム(10)と、バルブ(8)に当接するロッカアーム(20)とが左右方向に相対変位することにより、前記駆動用カム(10)と前記ロッカアーム(20)とが当接する当接状態(P)と当接しない非当接状態(Q)との間で切り換わる可変動弁機構において、 前記カムシャフト(15)と一緒に回転するようにそれぞれ設けられて該カムシャフトの周方向に螺旋状に延び、螺旋進行方向が互いに左右方向に異なる第一螺旋溝(32)及び第二螺旋溝(37)と、 左右方向に交差する交差方向に変位可能に設けられ、一方の前記交差方向及び他方の前記交差方向の変位により前記第一螺旋溝(32)及び前記第二螺旋溝(37)に択一的に係入する前記第一螺旋溝(32)係入用の第一係入部(42)及び前記第二螺旋溝(37)係入用の第二係入部(47)を備えた係合部材(40)と、 電磁アクチュエータ(51)を一つのみ備え、前記係合部材(40)を一方の前記交差方向と他方の前記交差方向とに駆動する駆動装置(50)とを含み構成され、 前記駆動装置(50)で前記係合部材(40)を一方の前記交差方向に駆動して前記第一係入部(42)を前記第一螺旋溝(32)に係入させた状態で前記カムシャフト(15)が回転することにより生じる、前記第一螺旋溝(32)と前記係合部材(40)との左右方向の一方の相対変位により、前記当接状態(P)から前記非当接状態(Q)に切り換わり、 前記駆動装置(50)で前記係合部材(40)を他方の前記交差方向に駆動して前記第二係入部(47)を前記第二螺旋溝(37)に係入させた状態で前記カムシャフト(15)が回転することにより生じる、前記第二螺旋溝(37)と前記係合部材(40)との左右方向の他方の相対変位により、前記非当接状態(Q)から前記当接状態(P)に切り換わることを特徴とする可変動弁機構。
IPC (1件):
F01L 13/00
FI (2件):
F01L13/00 302Z ,  F01L13/00 302F
Fターム (7件):
3G018AA06 ,  3G018AB04 ,  3G018AB17 ,  3G018AB18 ,  3G018BA16 ,  3G018FA11 ,  3G018GA18

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