特許
J-GLOBAL ID:201003008085903435
減衰力調整式流体圧緩衝器およびその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萼 経夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-046061
公開番号(公開出願番号):特開2010-196885
出願日: 2009年02月27日
公開日(公表日): 2010年09月09日
要約:
【課題】減衰力発生機構本来の性能が確保される減衰力調整式流体圧緩衝器および該減衰力調整式流体圧緩衝器の製造方法を提供する。【解決手段】セパレータチューブ11の開口14をベースシェル3の取付孔17におおよそ位置合わせし、通路部材20を開口14に嵌合し、減衰力発生機構16を、通路部材20のガイド部23に押し当てながら取付孔17に取付ける。これにより、開口14が自動調心されてセパレータチューブ11がシリンダ2に対して正規位置に位置決めされる。したがって、シールが傷つくことが防止されて開口14と減衰力発生機構16との間のシール性が確保されるので、減衰力調整式油圧緩衝器1本来の性能を発揮することができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
外筒と、該外筒の内部に設けられて流体が封入されるシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に嵌合されるピストンと、一端が前記ピストンに連結されて他端が前記シリンダの外部へ突出するピストンロッドと、前記シリンダの外周にシール部材を介して軸方向に移動可能に嵌合される環状のセパレータチューブと、該セパレータチューブとシリンダの間に形成された環状油路と、前記外筒と前記セパレータチューブとの間に形成されたリザーバと、該セパレータチューブの側壁に設けられる開口と、前記外筒の前記開口と対向する位置に設けられた取付孔と、該取付孔に取付けられて前記環状油路と前記リザーバとの間の流体の流れに対し減衰力を発生する減衰力発生機構と、該減衰力発生機構と前記開口との間に設けられて内部が前記環状油路と前記減衰力発生機構との間の流路となると共に外部が前記リザーバと前記減衰力発生機構との間の流路となる筒状の通路部材と、を備え、前記ピストンが前記シリンダに対して軸方向に摺動して前記流体が前記減衰力発生機構の内部を流通することにより減衰力を発生する減衰力調整式流体圧緩衝器であって、
前記通路部材は、一端側に形成された前記開口に嵌合される筒部と、該筒部の他端側に設けられて前記減衰力発生機構が当接するシール面と、前記シール面の他端側に設けられて前記減衰力発生機構側へ拡径するガイド部と、を有することを特徴とする減衰力調整式流体圧緩衝器。
IPC (3件):
F16F 9/46
, F16F 9/19
, F16F 9/32
FI (3件):
F16F9/46
, F16F9/19
, F16F9/32 Z
Fターム (5件):
3J069AA54
, 3J069DD48
, 3J069EE10
, 3J069EE21
, 3J069EE44
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