特許
J-GLOBAL ID:201003008493281060

静電荷像現像用トナー

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-165006
公開番号(公開出願番号):特開2010-008513
出願日: 2008年06月24日
公開日(公表日): 2010年01月14日
要約:
【課題】 粒径均一性および画像濃度に優れた静電荷像現像用トナーを提供する。【解決手段】 ポリエステル樹脂と着色剤を含有するトナー粒子を含む静電荷像現像用トナーであって、前記トナー粒子は、少なくとも体積平均粒径が1μm以下の樹脂粒子を水中に分散させる工程と前記樹脂粒子を凝集させる工程とを含む工程から形成される体積平均粒径が3〜10μmの粒子であり、該ポリエステル樹脂が、ビスフェノールAのエチレンオキサイド2モル付加物を含有するポリオール成分(X)とポリカルボン酸成分(Y)とが、特定の一般式で表される少なくとも1種のチタン含有触媒(a)の存在下、重縮合されてなる線状ポリエステル樹脂(A)と非線状ポリエステル樹脂(B)を含有し、ビスフェノールAのエチレンオキサイド2モル付加物の純度が93%以上であることを特徴とする静電荷像現像用トナーを用いる。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
ポリエステル樹脂と着色剤を含有するトナー粒子を含む静電荷像現像用トナーであって、前記トナー粒子は、少なくとも体積平均粒径が1μm以下の樹脂粒子を水中に分散させる工程と前記樹脂粒子を凝集させる工程とを含む工程から形成される体積平均粒径が3〜10μmの粒子であり、該ポリエステル樹脂が、ビスフェノールAのエチレンオキサイド2モル付加物を含有するポリオール成分(X)とポリカルボン酸成分(Y)とが、下記一般式(I)または(II)で表されるチタン含有化合物(a1)、および下記一般式(III)で表されるチタン含有化合物(a2)からなる群より選ばれる少なくとも1種のチタン含有触媒(a)の存在下、重縮合されてなる線状ポリエステル樹脂(A)と非線状ポリエステル樹脂(B)を含有し、ビスフェノールAのエチレンオキサイド2モル付加物の純度が93%以上であることを特徴とする静電荷像現像用トナー。 Ti(-X)m(-OR1)n (I) O=Ti(-X)p(-OR1)q (II) Ti(-Z)r(-OR2)s (III) [式(I)および(II)中、R1はH、1〜5個のエーテル結合を含んでいてもよい炭素数1〜18のアルキル基、または炭素数1〜18のアシル基である。Xは炭素数2〜12のモノもしくはポリアルカノールアミンから1個のOH基のHを除いた残基であり、ポリアルカノールアミンの場合、他のOH基が同一のTi原子に直接結合したOH基(OR1基のR1がHの場合)と分子内で重縮合し環構造を形成していてもよく、他のTi原子に直接結合したOH基(OR1基のR1がHの場合)と分子間で重縮合し繰り返し構造を形成していてもよい。繰り返し構造を形成する場合の重合度は2〜5である。mは1〜4の整数、nは0〜3の整数、mとnの和は4である。pは1〜2の整数、qは0〜1の整数、pとqの和は2である。mまたはpが2以上の場合、それぞれのXは同一であっても異なっていてもよい。nが2以上の場合、それぞれのR1は同一であっても異なっていてもよい。] [式(III)中、R2はH、または1〜3個のエーテル結合および/もしくは1〜2個の水酸基を含んでいてもよい炭素数1〜24の炭化水素基である。Zは芳香族モノもしくはポリカルボン酸から1個のカルボキシル基のHを除いた残基であり、ポリカルボン酸の場合、他のカルボキシル基が同一分子内のOR2基と分子内で重縮合し環構造を形成していてもよく、または、別の分子のOR2基と分子間で重縮合し2〜5個のTi原子を含む構造を形成していてもよい。r=1〜3、s=1〜3であり、rとsの和は4である。]
IPC (1件):
G03G 9/087
FI (2件):
G03G9/08 331 ,  G03G9/08 381
Fターム (8件):
2H005AA01 ,  2H005AB02 ,  2H005AB03 ,  2H005CA08 ,  2H005CA25 ,  2H005CA28 ,  2H005EA05 ,  2H005EA07
引用特許:
出願人引用 (2件)

前のページに戻る