特許
J-GLOBAL ID:201003008997969186
核酸の放出性に優れたリポソームベクター
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (3件):
佐川 慎悟
, 小林 基子
, 金丸 清隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-305165
公開番号(公開出願番号):特開2010-126505
出願日: 2008年11月28日
公開日(公表日): 2010年06月10日
要約:
【課題】 本発明は、ポリロタキサンと核酸との複合体を封入した細胞導入効率ならびに封入物の放出効率に優れた新たなリポソームベクターを開発することを目的とする。【解決手段】 本発明は、複数の環状分子を貫通させた線状分子の両末端に加水分解性結合を介して嵩高い置換基を有する生体親和性基が導入されたポリロタキサンと核酸との複合体が封入されてなるリポソームベクターであって、前記ポリロタキサンが正の電荷を有する置換基によって修飾されることで40〜60の正の電荷を有している、前記リポソームベクターに関する。本発明のリポソームベクターは、細胞内における封入された核酸の放出効率に優れており、生体に投与された核酸の発現効率が高められることで、従来のリポソームベクターよりも優れた治療効果を期待することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数の環状分子を貫通させた線状分子の両末端に加水分解性結合を介して嵩高い置換基を有する生体親和性基が導入されたポリロタキサンと核酸との複合体が封入されてなるリポソームベクターであって、前記ポリロタキサンが正の電荷を有する置換基によって修飾されることで40〜60の正の電荷を有している、前記リポソームベクター。
IPC (5件):
A61K 48/00
, A61K 31/713
, A61K 9/127
, A61K 47/40
, A61K 47/34
FI (5件):
A61K48/00
, A61K31/713
, A61K9/127
, A61K47/40
, A61K47/34
Fターム (16件):
4C076AA19
, 4C076BB40
, 4C076CC50
, 4C076EE23A
, 4C076EE39A
, 4C076FF03
, 4C084AA13
, 4C084BA35
, 4C084MA24
, 4C084NA10
, 4C086AA01
, 4C086EA16
, 4C086MA03
, 4C086MA05
, 4C086MA24
, 4C086NA10
引用特許:
出願人引用 (2件)
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組織再生用基材、移植用材料及びその製法
公報種別:再公表公報
出願番号:JP2000008350
出願人:由井伸彦, 株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング
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日本特許第4104556号公報
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