特許
J-GLOBAL ID:201003009894833525
止め輪の取付構造および車両用操舵装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
稲岡 耕作
, 川崎 実夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-202211
公開番号(公開出願番号):特開2010-038254
出願日: 2008年08月05日
公開日(公表日): 2010年02月18日
要約:
【課題】対象物のがたつきを抑制できる止め輪の取付構造を提供する。【解決手段】本止め輪の取付構造68では、対象物としての第1の軸受31を位置決めする止め輪50が、第1の保持孔41の内周に形成された内周溝47に嵌合されている。止め輪50の本体70は、第1および第2の端面72,73を有する。第1の端面72が対象物に当接する。第2の端面73に突起71が形成されている。内周溝47は、第1の端面72に対向する第1の内壁面81と、第2の端面73に対向する第2の内壁面82と、突起71が配置される環状溝83とを含んでいる。本体70の第2の端面73および内周溝47の第2の内壁面82に、互いに沿わされる一対の円錐テーパ状のカム面75,84が形成されている。突起71が、環状溝83の径方向内側の第3の内壁面85に係合することにより、止め輪50の所定量L3を超える量での収縮が規制されている。【選択図】図4
請求項(抜粋):
対象物を当該対象物を保持するための保持孔の軸方向に位置決めする止め輪が、上記保持孔の内周に形成された内周溝に嵌合されている、止め輪の取付構造において、
上記止め輪は、第1および第2の端面を有する環状の本体を備え、
上記第1の端面が上記対象物に当接するとともに、上記第2の端面に突起が形成され、 上記内周溝は、上記第1の端面に対向する第1の内壁面と、上記第2の端面に対向する第2の内壁面と、を含み、
上記本体の上記第2の端面に形成された上記突起が、上記内周溝の上記第2の内壁面に形成された環状溝に配置されており、
上記本体の上記第2の端面および上記内周溝の上記第2の内壁面に、互いに沿わされる一対の円錐テーパ状のカム面が形成されるか、または、上記突起および上記環状溝の底に、互いに沿わされる一対の円錐テーパ状のカム面が形成されており、
上記一対の円錐テーパ状のカム面は、上記止め輪が弾性的に拡がる力を、上記止め輪を上記対象物に押圧する力に変換するように機能し、
上記環状溝は、相対的に径の小さい第3の内壁面と、相対的に径の大きい第4の内壁面とを含み、
上記突起が、上記環状溝の上記第3の内壁面に係合することにより、上記止め輪の所定量を超える収縮が規制されている、ことを特徴とする止め輪の取付構造。
IPC (5件):
F16B 21/18
, B62D 5/04
, B62D 3/12
, F16H 57/02
, F16C 35/077
FI (5件):
F16B21/18 F
, B62D5/04
, B62D3/12 507
, F16H57/02 301G
, F16C35/077
Fターム (15件):
3D233CA04
, 3J037AA02
, 3J037BB01
, 3J063AA01
, 3J063BA05
, 3J063CA10
, 3J063CB41
, 3J063CD02
, 3J063CD06
, 3J063CD42
, 3J063CD56
, 3J117AA01
, 3J117CA01
, 3J117CA06
, 3J117DB04
引用特許:
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