特許
J-GLOBAL ID:201003009925156640
誘導加熱コイル
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
平山 一幸
, 篠田 哲也
, 小川 耕太
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-185402
公開番号(公開出願番号):特開2010-027313
出願日: 2008年07月16日
公開日(公表日): 2010年02月04日
要約:
【課題】端面に複雑形状を有する被加熱部材を効率的に高周波誘導加熱するコイルを提供する。【解決手段】二つの第1扇状コイル部10A,10Bと一つの第2扇状コイル部20とが連接され、第1扇状コイル部は、ワーク50の中心50Cの傍らの位置から半径方向に沿って外周縁50A側へ延出し所定角度で開いた二つの第1径方向部11A,11Bと第1径方向部の外周縁50A側の端部を連結する弧状の第1円弧部11Cとから成り、第2扇状コイル部は中心50Cの傍らの位置から半径方向に沿って外周縁側へ延出し所定角度で開いた二つの第2径方向部21A,21Bと第2径方向部の外周縁側の端部を連結する弧状の第2円弧部21Cとから成り、第1円弧部11Cを、切欠部の半径方向外側の端部から外周縁までに亘る中間領域でワークと同心の第1の仮想円C1に沿うように配設し、第2円弧部21Cは凸部を覆うように第1の仮想円C1よりも半径の大きい第2の仮想円C2上に沿うように配設した。【選択図】図1
請求項(抜粋):
円形の外周縁を有する端面に、上記円形と同心で該円形より小さい径を有する円形の内周縁によって画成された開口部と、上記内周縁から上記外周縁へ半径方向に沿って上記内周縁と上記外周縁との間まで延出していて上記円形の中心まわりに等角度間隔に設けられた複数の切欠部と、さらに、上記外周縁から外側へ突出していて上記円形の中心まわりに等角度間隔に設けられた複数の凸部と、を有する被加熱部材を加熱するための誘導加熱コイルであって、
二つの第1扇状コイル部と一つの第2扇状コイル部とが連なっていて、
上記第1扇状コイル部は、上記中心の傍らの位置から上記半径方向に沿って上記外周縁側へ延出していて所定の角度で開いた二つの第1径方向部と、これらの第1径方向部の上記外周縁側の端部を連結する弧状の第1円弧部と、から成り、
上記第2扇状コイル部は、上記中心の傍らの位置から上記半径方向に沿って上記外周縁側へ延出していて所定の角度で開いた二つの第2径方向部と、これらの第2径方向部の上記外周縁側の端部を連結する弧状の第2円弧部と、から成り、
上記第1円弧部は、上記切欠部の半径方向外側の端部から上記外周縁までに亘る中間領域で上記円形と同心の第1の仮想円に沿うように配設され、
上記第2円弧部は、上記凸部を覆うように、上記第1の仮想円よりも半径の大きい第2の仮想円に沿うように配設されていることを特徴とする、誘導加熱コイル。
IPC (5件):
H05B 6/36
, H05B 6/44
, H05B 6/42
, C21D 1/10
, C21D 9/02
FI (5件):
H05B6/36 F
, H05B6/44
, H05B6/42
, C21D1/10 R
, C21D9/02 B
Fターム (9件):
3K059AA09
, 3K059AA10
, 3K059AB09
, 3K059AD03
, 3K059CD52
, 4K042AA03
, 4K042BA03
, 4K042DA06
, 4K042DB01
引用特許:
前のページに戻る