特許
J-GLOBAL ID:201003010275166202
ガス容器製造方法及びガス容器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
平木 祐輔
, 関谷 三男
, 早川 康
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-220374
公開番号(公開出願番号):特開2010-053981
出願日: 2008年08月28日
公開日(公表日): 2010年03月11日
要約:
【課題】樹脂ライナと繊維強化樹脂層との間の滞留ガスに起因する繊維強化樹脂層の白濁化と滞留ガスの放出音の発生を防止するガス容器製造方法、及びガス容器を提供する。【解決手段】未硬化のエポキシ樹脂を含浸させた強化繊維をガス容器1の樹脂ライナ2に巻き付けて繊維強化樹脂層3を形成し(S101)、その繊維強化樹脂層3の表面にエポキシ分解溶媒を塗布して、繊維強化樹脂層3の最外層に位置する未硬化のエポキシ樹脂を揮発性分解物に分解する(S102)。そして、繊維強化樹脂層3を加熱して、繊維強化樹脂層3の内層のエポキシ樹脂を硬化させるとともに繊維強化樹脂層3の最外層の揮発性分解物を揮発させて除去する(S103)。これにより、繊維強化樹脂層3の最外層の厚みをコントロールし、繊維強化樹脂層3のガス透過率を適切な値に設定する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
樹脂ライナの外面が繊維強化樹脂層で覆われたガス容器を製造する方法であって、
未硬化のエポキシ樹脂を含浸させた強化繊維を樹脂ライナに巻き付けて前記繊維強化樹脂層を形成する巻き付け工程と、
エポキシ分解溶媒を用いて、前記繊維強化樹脂層の最外層に位置する未硬化のエポキシ樹脂を揮発性分解物に分解する分解工程と、
前記繊維強化樹脂層を加熱して、前記繊維強化樹脂層の内層のエポキシ樹脂を硬化させるとともに前記最外層の揮発性分解物を揮発させて除去する加熱工程と、
を含むことを特徴とするガス容器製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (23件):
3E172AA02
, 3E172AA05
, 3E172AB01
, 3E172BA01
, 3E172BB03
, 3E172BB12
, 3E172BB17
, 3E172BC01
, 3E172BC04
, 3E172BD03
, 3E172DA36
, 3E172DA90
, 4F205AA39
, 4F205AD05
, 4F205AG03
, 4F205AH55
, 4F205HA02
, 4F205HB01
, 4F205HB11
, 4F205HT03
, 4F205HT22
, 4F205HW05
, 4F205HW31
引用特許:
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