特許
J-GLOBAL ID:201003010310147844

原子炉一次系配管の内壁位置同定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-103021
公開番号(公開出願番号):特開2010-256035
出願日: 2009年04月21日
公開日(公表日): 2010年11月11日
要約:
【課題】原子炉一次系配管内壁に付着した放射性核種からの放射線を定量することで、内壁位置を、被曝量の問題を回避しながら精度高く同定すること。【解決手段】一次系配管を挟んでほぼ直線上に設置され、一次系配管の内壁に付着した放射性核種が放射する陽電子による対消滅γ線を検出する一対の放射線検出器と、対消滅γ線をほぼ同時刻に計数する同時計数装置と、放射線検出器を一次系配管の断面に沿ってほぼ平行に移動させる検出器移動装置と、移動した放射線検出器の位置で同時計数装置から得られた放射線エネルギー分布の全吸収ピーク計数率を、放射線検出器位置に対する対消滅γ線強度分布としてデータ処理する対消滅γ線強度分布算出装置と、対消滅γ線強度分布に基づいて一次系配管の断面内の位置と放射線検出器位置との相関を算出し、放射線検出器の任意の位置から一次系配管の断面内の位置を同定する位置関係同定装置と、を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
原子炉一次系配管を挟んでほぼ直線上の対向する位置に設置される検出器であって、原子炉の運転によって前記一次系配管の内壁に付着した放射性核種が放射する陽電子による対消滅γ線を検出する一対の放射線検出器と、 前記対消滅γ線をほぼ同時刻に計数する同時計数装置と、 前記放射線検出器を前記一次系配管の断面に沿ってほぼ平行に移動させる検出器移動装置と、 前記検出器移動装置によって移動した放射線検出器の位置で前記同時計数装置から得られた放射線エネルギー分布の全吸収ピーク計数率を、前記放射線検出器位置に対する対消滅γ線強度分布としてデータ処理する対消滅γ線強度分布算出装置と、 前記対消滅γ線強度分布に基づいて、前記一次系配管の断面内の位置と前記放射線検出器位置との相関を算出し、放射線検出器の任意の位置から前記一次系配管の断面方向位置を同定する位置関係同定装置と、 を備えることを特徴とする原子炉一次系配管の内壁位置同定装置。
IPC (5件):
G21C 17/003 ,  G21C 17/02 ,  G01T 7/00 ,  G01T 1/29 ,  G01T 1/167
FI (5件):
G21C17/00 E ,  G21C17/02 G ,  G01T7/00 B ,  G01T1/29 C ,  G01T1/167 D
Fターム (15件):
2G075AA01 ,  2G075BA17 ,  2G075CA13 ,  2G075DA09 ,  2G075FA18 ,  2G075FC01 ,  2G075GA21 ,  2G075GA24 ,  2G075GA37 ,  2G088EE21 ,  2G088FF04 ,  2G088FF07 ,  2G088FF18 ,  2G088JJ11 ,  2G088JJ36

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