特許
J-GLOBAL ID:201003013088182171
インターフェロン療法の効果予測用マーカーおよびインターフェロン作用増強剤のスクリーニング方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
,
,
代理人 (1件):
高島 一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-305643
公開番号(公開出願番号):特開2010-124801
出願日: 2008年11月28日
公開日(公表日): 2010年06月10日
要約:
【課題】I型インターフェロン(IFN)療法における患者の治療効果を予測するためのIFN応答性関連遺伝子を同定し、患者の当該遺伝子を解析することによるI型IFN療法の治療効果の予測方法を提供すること、当該遺伝子の発現量または活性を指標とする免疫増強剤・I型IFN作用増強剤のスクリーニング方法等を提供すること。【解決手段】ヒトマイトジェン活性化プロテインキナーゼ活性化プロテインキナーゼ3(MAPKAPK3)遺伝子領域に存在する特定の遺伝子多型、および該多型と連鎖不平衡の関係にある遺伝子多型を検出し得るポリヌクレオチドを含有する、I型IFNによる治療に対する感受性予測用試薬。被験者における当該遺伝子多型、MAPKAPK3の発現量もしくは活性を指標とする、I型IFNによる治療に対する感受性予測方法。MAPKAPK3の発現もしくは活性の抑制を指標とする、I型IFN作用増強剤のスクリーニング方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
ヒト第3番染色体短腕3p21.3に位置するマイトジェン活性化プロテインキナーゼ活性化プロテインキナーゼ3(MAPKAPK3)遺伝子領域に存在する遺伝子多型であって、以下の群:
A)配列番号1で表わされる塩基配列中第301番目の塩基におけるSNP(C>T);
B)配列番号2で表わされる塩基配列中第388番目の塩基におけるSNP(A>G);
C)配列番号3で表わされる塩基配列中第404番目の塩基におけるSNP(G>A);
D)配列番号4で表わされる塩基配列中第301番目の塩基におけるSNP(A>G);
E)配列番号5で表わされる塩基配列中第201番目の塩基におけるSNP(A>T);
F)配列番号6で表わされる塩基配列中第301番目の塩基におけるSNP(T>C);
G)配列番号7で表わされる塩基配列中第201番目の塩基におけるSNP(G>A);
H)配列番号8で表わされる塩基配列中第372番目の塩基におけるSNP(G>A);
I)配列番号9で表わされる塩基配列中第301番目の塩基におけるSNP(A>G);
J)配列番号10で表わされる塩基配列中第402番目の塩基におけるSNP(C>T);
K)配列番号11で表わされる塩基配列中第462番目の塩基におけるSNP(T>C);
L)配列番号12で表わされる塩基配列中第370番目の塩基におけるSNP(A>G);
M)配列番号13で表わされる塩基配列中第367番目の塩基におけるSNP(G>A);
N)配列番号14で表わされる塩基配列中第199番目の塩基におけるSNP(C>T);
O)配列番号15で表わされる塩基配列中第301番目の塩基におけるSNP(G>A);および
P)配列番号16で表わされる塩基配列中第125番目の塩基におけるSNP(A>C)
(但し、括弧内はメジャー対立遺伝子>マイナー対立遺伝子を示す。)
から選択される少なくとも1つの遺伝子多型において、少なくとも各マイナー対立遺伝子を検出し得るポリヌクレオチドを含んでなる、I型インターフェロンによる治療に対する感受性予測用試薬。
IPC (4件):
C12N 15/09
, C12Q 1/68
, G01N 33/15
, G01N 33/50
FI (4件):
C12N15/00 A
, C12Q1/68 A
, G01N33/15 Z
, G01N33/50 Z
Fターム (29件):
2G045AA25
, 2G045AA40
, 2G045DA13
, 2G045DA14
, 2G045DA36
, 2G045DA77
, 2G045FB03
, 4B024AA11
, 4B024BA10
, 4B024CA04
, 4B024CA20
, 4B024DA02
, 4B024EA04
, 4B024GA13
, 4B024HA11
, 4B024HA14
, 4B063QA01
, 4B063QA05
, 4B063QA12
, 4B063QA17
, 4B063QA19
, 4B063QQ44
, 4B063QQ53
, 4B063QR32
, 4B063QR62
, 4B063QS25
, 4B063QS28
, 4B063QS38
, 4B063QX02
前のページに戻る