特許
J-GLOBAL ID:201003013905384717

ゲートウェイ装置、経路制御方法およびそのプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 磯野 道造 ,  大石 恵
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-223301
公開番号(公開出願番号):特開2010-062618
出願日: 2008年09月01日
公開日(公表日): 2010年03月18日
要約:
【課題】VPN等に用いられるゲートウェイ装置を冗長化するとき、通信の信頼性を向上させ、かつ、コストを削減する。【解決手段】冗長化するゲートウェイ装置10に同じ終端アドレスを割り当てる。そして、主系ゲートウェイ装置は、待機系ゲートウェイ装置への経路よりも低いコストの経路情報を広告する。この後、主系ゲートウェイ装置の障害等により、待機系ゲートウェイ装置を経由する経路が選択されると、この待機系ゲートウェイ装置は端末装置20との間に新たなIPsecトンネルを確立する。そして、このゲートウェイ装置10は、自身が広告する経路情報のコストを最小値にする。また、このゲートウェイ装置10に他の終端アドレスが割り当てられていたときは、この終端アドレスをシャットダウンし、この終端アドレスに関する経路情報を削除する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
OSPF(Open Shortest Path First)またはBGP(Border Gateway Protocol)を用いたダイナミックルーティングにより経路制御され、同じ終端アドレスを保持するゲートウェイ装置を複数備えるネットワークにおける前記ゲートウェイ装置であって、 自身のゲートウェイ装置の保持する1以上の終端アドレスごとに、前記自身のゲートウェイ装置経由で当該終端アドレスへ接続するときの経路およびその優先度を記憶する記憶部と、 前記自身のゲートウェイ装置の保持する終端アドレスと、この自身のゲートウェイ装置経由で前記終端アドレスへ接続する経路情報の優先度とを含む経路情報を、前記ネットワーク内へ広告する経路情報広告部と、 ネットワーク経由で端末装置からトンネル確立要求を受け付ける接続処理部とを備え、 前記受け付けたトンネル確立要求の宛先となる終端アドレスが、前記自身のゲートウェイ装置の保持するいずれかの終端アドレスと同じとき、 前記経路情報広告部は、その終端アドレスへ接続する経路の優先度を、この終端アドレスに関する他のいずれの経路情報よりも高くなるよう変更した経路情報を前記ネットワークへ広告することを特徴とするゲートウェイ装置。
IPC (1件):
H04L 12/56
FI (1件):
H04L12/56 100A
Fターム (7件):
5K030GA12 ,  5K030HD03 ,  5K030HD07 ,  5K030KA05 ,  5K030LB09 ,  5K030MB01 ,  5K030MD02

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