特許
J-GLOBAL ID:201003013944288202

癌細胞傷害性を介在するキメラ及びヒト化抗-CD44抗体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  福本 積 ,  古賀 哲次 ,  中村 和広 ,  渡辺 陽一 ,  中村 和美
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-509639
公開番号(公開出願番号):特表2010-529955
出願日: 2008年05月23日
公開日(公表日): 2010年09月02日
要約:
単一酸ヒアルロン酸(HA)結合糖タンパク質であるCD44は、様々な正常組織、すべての造血細胞及びいくつかの癌組織において発現される。PTA-4621としてATCCに寄託されたハイブリドーマH460-16-2由来のCD44に対するモノクローナル抗体は、細胞傷害性による前立腺癌及び乳癌を含む癌モデルにおける腫瘍成長を抑制し、腫瘍負荷を減少させる、癌性疾患修飾抗体(CDMAB)であることが先に示された。このモノクローナル抗体の可変領域も、該モノクローナル抗体を超える抗癌活性を改善したキメラ抗体を作製するために単離され配列決定された。現在、親PTA-4621モノクローナル抗体として類似のCD44結合活性を有するヒト化抗体が作製されている。モノクローナルのキメラ及びヒト化抗体は、毒素、酵素、放射活性化合物、サイトカイン、インターフェロン、標的又はレポータ部分、及び造血細胞と複合化されて、癌を治療数することができる。これらの抗体は、細胞上のCD44発現を決定するための結合アッセイにおいても使用される。
請求項(抜粋):
哺乳動物におけるヒト乳癌又は前立腺癌の減少方法であって、 該ヒト乳癌又は前立腺癌が、受入番号PTA-4621としてATCCに寄託されたハイブリドーマ細胞によって産生された単離されたモノクローナル抗体又はそのCDMABに特異的に結合する抗原の少なくとも1つのエピトープを発現し、CDMABは、該単離されたモノクローナル抗体のその標的抗原への結合を競争的に阻害する能力によって特徴付けられ、 該哺乳動物の乳癌又は前立腺癌負荷の減少をもたらすために有効な量で、該哺乳動物に該モノクローナル抗体又はそのCDMABを投与すること を含む、前記方法。
IPC (8件):
A61K 39/395 ,  C07K 16/28 ,  C07K 16/46 ,  A61P 35/00 ,  G01N 33/53 ,  G01N 33/563 ,  G01N 33/574 ,  G01N 33/577
FI (8件):
A61K39/395 N ,  C07K16/28 ,  C07K16/46 ,  A61P35/00 ,  G01N33/53 V ,  G01N33/563 ,  G01N33/574 Z ,  G01N33/577 B
Fターム (28件):
4B024AA01 ,  4B024AA12 ,  4B024BA53 ,  4B024BA54 ,  4B024CA02 ,  4B024CA07 ,  4B024DA02 ,  4B024DA06 ,  4B024EA04 ,  4B024GA03 ,  4B064AG27 ,  4B064CA19 ,  4B064CA20 ,  4B064CC24 ,  4B064DA05 ,  4B064DA14 ,  4C085AA14 ,  4C085CC02 ,  4C085DD63 ,  4C085EE01 ,  4H045AA11 ,  4H045AA30 ,  4H045BA10 ,  4H045BA41 ,  4H045DA76 ,  4H045EA28 ,  4H045EA51 ,  4H045FA74

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