特許
J-GLOBAL ID:201003013968869958

すぐれた切屑排出性を示す表面被覆切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 富田 和夫 ,  影山 秀一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-053291
公開番号(公開出願番号):特開2010-207920
出願日: 2009年03月06日
公開日(公表日): 2010年09月24日
要約:
【課題】ナノサイズの表面平滑性を備え、すぐれた切屑排出性を示す表面被覆切削工具を提供する。【解決手段】超硬合金、サーメット、立方晶窒化ほう素基超高圧焼結体からなる切削工具基体表面に、幅10〜100nm、高さ0.2〜2μmの柱状晶を有し、さらに、原子間力顕微鏡により表面形状を測定した場合、幅10〜100nm、高さ20nm以下の均一な凹凸を有し、かつ、1μm×1μmの領域における平均面粗さを測定した場合、5nm以下の平均面粗さを有する(Ti1-X AlX )N層(但し、Xは原子比で0.3〜0.65)からなる硬質被覆層を蒸着形成する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
超硬合金、サーメットあるいは立方晶窒化ほう素基超高圧焼結体からなる切削工具基体の表面に、0.2〜2μmの層厚のTiとAlの複合窒化物層からなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、 (a)上記TiとAlの複合窒化物を、 組成式:(Ti1-X AlX )N で表した場合、Xは0.3〜0.65(ただし、原子比)を満足するTiとAlの複合窒化物であり、さらに、 (b)上記TiとAlの複合窒化物層は、幅10〜100nm、高さ0.2〜2μmの柱状晶を有し、さらに、原子間力顕微鏡により上記TiとAlの複合窒化物層の表面形状を測定した場合、幅10〜100nm、高さ20nm以下の均一な凹凸を有し、かつ、1μm×1μmの領域における平均面粗さを測定した場合、5nm以下の平均面粗さを有することを特徴とする表面被覆切削工具。
IPC (4件):
B23B 27/14 ,  B23B 51/00 ,  B23C 5/16 ,  C23C 14/06
FI (4件):
B23B27/14 A ,  B23B51/00 J ,  B23C5/16 ,  C23C14/06 A
Fターム (16件):
3C037CC01 ,  3C046FF02 ,  3C046FF03 ,  3C046FF05 ,  3C046FF10 ,  3C046FF13 ,  4K029AA04 ,  4K029BA58 ,  4K029BB07 ,  4K029BC02 ,  4K029BD05 ,  4K029CA04 ,  4K029CA13 ,  4K029DD05 ,  4K029EA01 ,  4K029FA04

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