特許
J-GLOBAL ID:201003014036277448

駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-278528
公開番号(公開出願番号):特開2010-110092
出願日: 2008年10月29日
公開日(公表日): 2010年05月13日
要約:
【課題】パワー素子の過電流の有無の判定のための閾値電圧を負荷駆動用電圧に基づいて設定するようにした場合であれ、過電流保護機能の信頼性を的確に確保、維持することのできる駆動装置を提供する。【解決手段】この駆動装置は、パワー素子13のソース端子側の電圧Vsと閾値電圧とを比較して該比較結果に基づく信号を出力するための比較器61を備え、比較器61の出力信号に基づいてパワー素子13の過電流の有無を検出する過電流保護機能を有する。ここでは、比較器61の基準電圧端子61aに入力される電圧を閾値電圧よりも小さい電圧にシフト調整するとともに、このシフト調整の比率と同等の比率にてパワー素子13のソース端子側の電圧Vsをシフト調整して比較器61の検出電圧端子61bに入力する。そして、比較器61による基準電圧端子61a及び検出電圧端子61bのそれぞれの入力電圧の比較を通じてパワー素子13の過電流の有無を検出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
駆動対象となる負荷の給電経路中に設けられて負荷駆動用電源から負荷への給電及びその遮断を行うためのパワー素子と、前記負荷駆動用電源とは別に設けられた制御用電源からの給電により駆動するとともに前記パワー素子の前記負荷に接続される端子側の電圧を前記負荷駆動用電源の電圧に基づき設定される閾値電圧と比較してその比較結果に基づく信号を出力するための比較器とを備え、該比較器の出力信号を通じて前記パワー素子を流れる電流をモニタしてその過電流の有無を検出する過電流保護機能を有する駆動装置において、 前記比較器の基準電圧側の入力端子に入力される電圧を前記閾値電圧よりも小さい電圧にシフト調整するための基準電圧調整手段と、該基準電圧調整手段によるシフト調整の比率と同等の比率にて前記パワー素子の前記負荷に接続される端子側の電圧をシフト調整して前記比較器の検出電圧側の入力端子に入力するための検出電圧調整手段とを備え、前記パワー素子の前記負荷に接続される端子側の電圧と前記閾値電圧との比較を、前記比較器による前記検出電圧側の入力端子に入力される電圧と前記基準電圧側の入力端子に入力される電圧との比較を通じて行うようにした ことを特徴とする駆動装置。
IPC (1件):
H02P 7/29
FI (1件):
H02P7/29 G
Fターム (8件):
5H571AA02 ,  5H571BB07 ,  5H571GG05 ,  5H571HA09 ,  5H571HD02 ,  5H571LL22 ,  5H571LL23 ,  5H571MM02
引用特許:
出願人引用 (1件)

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