特許
J-GLOBAL ID:201003014111456833
固形状脂肪酸の製造
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
新樹グローバル・アイピー特許業務法人
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-523125
公開番号(公開出願番号):特表2010-538127
出願日: 2008年08月28日
公開日(公表日): 2010年12月09日
要約:
本発明の目的は、魚油又は植物油で見出された脂肪酸から、ヒトにより簡単に消化され、酸化に対してより抵抗性の脂肪酸金属塩を製造することである。つまり、水酸化カルシウム非含有で実質的にグリセリンフリーの脂肪酸金属塩の製造方法であって、a)グリセリンエステルを含み、かつ魚油、フラックスシード油、カノーラ油等又はこれらの組み合わせからなる群から選択された脂肪酸源、ならびにb)グリセリンを形成するため、実質的に全てのグリセリンエステルと反応させるための少なくとも十分量の塩基及び該塩基を溶解させるための十分量の水を混合し、前記脂肪酸源、塩基及び水によって反応混合物を規定し;60〜100°Cで十分な時間、全体にわたる不活性ガスバブリングの存在下、前記反応混合物を混合して中間溶液を形成し;該中間溶液に緩衝剤を添加して少なくともpHを8.0以上に維持し;ならびに前記中間溶液に水性金属塩溶液を添加して脂肪酸金属塩を析出物として形成することを含む脂肪酸金属塩の製造方法を提供する。
請求項(抜粋):
水酸化カルシウム非含有で実質的にグリセリンフリーの脂肪酸金属塩の製造方法であって、
a)グリセリンエステルを含み、かつ魚油、フラックスシード油、カノーラ油、大豆油、カボチャ種油、スベリヒユ、エゴマ種油、クルミ油、麻の実油、オリーブ油、ココナッツオイル、トウモロコシ油又はこれらの組み合わせからなる群から選択された脂肪酸源、ならびにb)グリセリンを形成するため、実質的に全てのグリセリンエステルと反応させるための少なくとも十分量の塩基及び該塩基を溶解させるための十分量の水を混合し、前記脂肪酸源、塩基及び水によって反応混合物を規定し、
60〜100°Cの温度範囲で十分な時間、全体にわたる不活性ガスバブリングの存在下、前記反応混合物を混合して中間溶液を形成し、
該中間溶液に緩衝剤を添加して少なくともpHを8.0以上に維持し、ならびに
前記中間溶液に水性金属塩溶液を添加して脂肪酸金属塩を析出物として形成することを含む脂肪酸金属塩の製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (21件):
4B018MD01
, 4B018MD03
, 4B018MD04
, 4B018MD05
, 4B018MD06
, 4B018MD15
, 4B018MD16
, 4B018ME03
, 4B018ME04
, 4B018ME14
, 4B018MF10
, 4H003AB03
, 4H003AB45
, 4H003BA01
, 4H003CA02
, 4H003FA29
, 4H059BA26
, 4H059BB05
, 4H059BB07
, 4H059CA39
, 4H059EA03
引用特許:
審査官引用 (7件)
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金属石鹸の製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-175435
出願人:株式会社新光
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多価不飽和油のカルシウム塩ケン化
公報種別:公表公報
出願番号:特願2004-553871
出願人:ノレルアクイジションコーポレイション
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特開昭57-098235
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