特許
J-GLOBAL ID:201003014651405480

船舶用の舵装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-290373
公開番号(公開出願番号):特開2010-095239
出願日: 2008年10月15日
公開日(公表日): 2010年04月30日
要約:
【課題】1軸2舵船の舵装置において舵にたいしてはプロペラ後流が斜めから当たって抵抗が増大し、更にスケグに対しても船体に沿う流れが斜めから当たることから抵抗が増大することを防止する。【解決手段】1軸2舵船の舵6a、6bおよびスケグ装置7a,7bにおいて舵は左右2舵共、プロペラ軸の中心線SCから上方域をプロペラが前進回転時にプロペラ翼が上昇する舷側に向けてひねりを設けた形状とし、プロペラ軸の中心線より下方域ではプロペラが前進回転時にプロペラ翼が下降する舷側に向けてひねりを設けた形状に構成され、更にスケグ装置についてはそれぞれ外側に向けてひねりを設けた形状に構成して、船体中心線に対し互いに対称に設置することを特徴としている。その為、上記舵およびスケグ装置より発生する抵抗が減少し、引いては船体の抵抗が減少して推進性能の向上が得られる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
プロペラが船体中心の船尾部にひとつ設けられ、その後方に二つの舵が設けられる所謂1軸2舵船において、プロペラ軸芯を境にして上方域では舵頭材付近より前方をプロペラが前進回転時にプロペラ翼が上昇する舷側に向けてひねりを設け且つプロペラ翼が下降する舷側を凸形状とする翼型形状に形成し、一方プロペラ軸芯より下方域では舵頭材付近より前方をプロペラ翼が下降する舷側に向けてひねりを設け且つプロペラ翼が上昇する舷側を凸形状とする翼型形状に形成された二つの舵を、プロペラ翼先端の回転軌跡内に配置して更に二つの舵を船体中心線より左右舷同一間隔で設置してなることを特徴とする舵。
IPC (2件):
B63H 25/38 ,  B63H 5/16
FI (3件):
B63H25/38 B ,  B63H25/38 102 ,  B63H5/16 D

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