特許
J-GLOBAL ID:201003015074649916

化学除染方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ポレール特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-119650
公開番号(公開出願番号):特開2010-266393
出願日: 2009年05月18日
公開日(公表日): 2010年11月25日
要約:
【課題】除染に要する時間を短縮することができる化学除染方法を提供する。【解決手段】酸化除染工程で、酸化除染液注入装置3の薬液タンク4から過マンガン酸カリウム水溶液(酸化除染液)が、両端が化学除染対象部位57に接続された循環配管2内に注入される。この酸化除染液によって化学除染対象部位57が酸化除染される。酸化除染工程後の還元除染工程では、還元除染液注入装置8の薬液タンク9からシュウ酸が循環配管2内に注入され、さらに、錯体生成剤注入装置13の薬液タンク14から尿素が循環配管2内に注入される。尿素及びシュウ酸を含む還元除染液によって化学除染対象部位57が還元除染される。還元除染時に化学除染対象部位57から還元除染液に溶出したFe3+は、尿素と反応して水溶性の陽イオンであるヘキサ尿素鉄錯体を生成する。ヘキサ尿素鉄錯体は陽イオン交換装置20で除去される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
放射性核種に汚染された金属部材の表面から前記放射性核種を除去する化学除染法において、 前記金属部材の表面に還元除染液を接触させて前記金属部材を還元除染する還元除染工程、及び前記金属部材の表面に酸化除染液に接触させて前記金属部材を酸化除染する酸化除染工程を含み、 前記還元除染液が、Fe3+と水溶性の陽イオン錯体を形成する化合物、及びシュウ酸を含んでいることを特徴とする化学除染方法。
IPC (2件):
G21F 9/28 ,  G21F 9/06
FI (4件):
G21F9/28 525B ,  G21F9/28 525D ,  G21F9/06 551A ,  G21F9/06 G

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