特許
J-GLOBAL ID:201003015517477226
最大結晶粒の縮小化特性に優れた肌焼鋼
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
植木 久一
, 菅河 忠志
, 二口 治
, 伊藤 浩彰
, 植木 久彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-079358
公開番号(公開出願番号):特開2010-229508
出願日: 2009年03月27日
公開日(公表日): 2010年10月14日
要約:
【課題】浸炭処理等の表面硬化処理をして使用される鋼部品を製造するのに有用な、結晶粒を高度に制御した肌焼鋼を提供する。【解決手段】C:0.10〜0.25%(質量%の意味。以下、化学成分組成について同じ。)、Si:0.45%以下(0%を含まない)、Mn:0.60%以下(0%を含まない)、Cr:2.5%以下(0%を含まない)、Ti:0.010〜0.060%を含有し、残部は鉄および不可避不純物であり、面積10μm2以上のTi系硫化物および/またはTi系炭硫化物の合計面積率が1×10-5〜1.0×10-4%であり、下記式(1)を満足する。このような肌焼鋼は、最大結晶粒の縮小化特性に優れている。A/[Ti]≦0.080...(1)(式中、Aは面積10μm2以上のTi系の炭化物、炭窒化物、窒化物、硫化物、および炭硫化物の合計面積率(%)を示す。[Ti]は鋼中のTi含有量(質量%)を示す。)【選択図】図3
請求項(抜粋):
C:0.10〜0.25%(質量%の意味。以下、化学成分組成について同じ。)、
Si:0.45%以下(0%を含まない)、
Mn:0.60%以下(0%を含まない)、
Cr:2.5%以下(0%を含まない)、
Ti:0.010〜0.060%、
を含有し、残部は鉄および不可避不純物であり、
面積10μm2以上のTi系硫化物および/またはTi系炭硫化物の合計面積率が1×10-5〜1.0×10-4%であるとともに、
下記式(1)を満足することを特徴とする最大結晶粒の縮小化特性に優れた肌焼鋼。
A/[Ti]≦0.080 ...(1)
(式中、Aは面積10μm2以上のTi系の炭化物、炭窒化物、窒化物、硫化物、および炭硫化物の合計面積率(%)を示す。[Ti]は鋼中のTi含有量(質量%)を示す。)
IPC (5件):
C22C 38/00
, C22C 38/28
, C22C 38/54
, C21D 1/06
, C21D 9/00
FI (5件):
C22C38/00 301N
, C22C38/28
, C22C38/54
, C21D1/06 A
, C21D9/00 D
Fターム (41件):
4K028AA01
, 4K028AB01
, 4K028AC08
, 4K032AA01
, 4K032AA02
, 4K032AA05
, 4K032AA11
, 4K032AA12
, 4K032AA14
, 4K032AA16
, 4K032AA19
, 4K032AA20
, 4K032AA21
, 4K032AA23
, 4K032AA27
, 4K032AA29
, 4K032AA31
, 4K032AA35
, 4K032BA02
, 4K032CA01
, 4K032CA02
, 4K032CA03
, 4K032CB02
, 4K042AA14
, 4K042BA02
, 4K042BA05
, 4K042CA02
, 4K042CA05
, 4K042CA06
, 4K042CA08
, 4K042CA10
, 4K042CA12
, 4K042DA01
, 4K042DA03
, 4K042DA06
, 4K042DC02
, 4K042DC03
, 4K042DC04
, 4K042DD02
, 4K042DE02
, 4K042DE06
引用特許:
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