特許
J-GLOBAL ID:201003017458010656

リチウム電池用外装材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  鈴木 三義 ,  村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-273068
公開番号(公開出願番号):特開2010-102935
出願日: 2008年10月23日
公開日(公表日): 2010年05月06日
要約:
【課題】耐電解液性に優れると共に、白化現象を抑制できるリチウム電池用外装材の提供を目的とする。【解決手段】少なくともアルミニウム箔層(AL)13、接着性樹脂層(AR)15、シーラント層(SL)16が順次積層された積層体からなり、接着性樹脂層(AR)15は、変性ポリオレフィン樹脂(A-1)を含む樹脂組成物(A)を50〜99質量%と、熱可塑性エラストマー(B)を1〜50質量%含有し、熱可塑性エラストマー(B)が、変性ポリオレフィン樹脂(A-1)に対し、分散相サイズが1〜200nmの範囲でミクロ相分離構造を形成し、かつ、接着性樹脂層(AR)15の融点(Tm(AR))と、シーラント層(SL)16の融点(Tm(SL))が、式1(Tm(SL)-Tm(AR)≧10)を満たす(ただし、接着性樹脂層(AR)15および/またはシーラント層(SL)16が複数の融点を有する場合は、最も高い温度を融点とする。)ことを特徴とするリチウム電池用外装材10。【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくともアルミニウム箔層(AL)、接着性樹脂層(AR)、シーラント層(SL)が順次積層された積層体からなるリチウム電池用外装材において、 前記接着性樹脂層(AR)は、変性ポリオレフィン樹脂(A-1)を含む樹脂組成物(A)を50〜99質量%と、熱可塑性エラストマー(B)を1〜50質量%含有し(ただし、樹脂組成物(A)と熱可塑性エラストマー(B)との合計を100質量%とする。)、前記熱可塑性エラストマー(B)が、前記変性ポリオレフィン樹脂(A-1)に対し、分散相サイズが1〜200nmの範囲でミクロ相分離構造を形成し、 かつ、前記接着性樹脂層(AR)の融点(Tm(AR))と、前記シーラント層(SL)の融点(Tm(SL))が、下記式(1)を満たす(ただし、接着性樹脂層(AR)および/またはシーラント層(SL)が複数の融点を有する場合は、最も高い温度を融点とする。)ことを特徴とするリチウム電池用外装材。 Tm(SL)-Tm(AR)≧10 ・・・(1)
IPC (2件):
H01M 2/02 ,  H01M 2/06
FI (2件):
H01M2/02 K ,  H01M2/06 K
Fターム (11件):
5H011CC02 ,  5H011CC06 ,  5H011CC09 ,  5H011CC10 ,  5H011CC14 ,  5H011DD21 ,  5H011FF02 ,  5H011FF04 ,  5H011KK01 ,  5H011KK02 ,  5H011KK04
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (3件)

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