特許
J-GLOBAL ID:201003018214840254

回折格子記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 金山 聡 ,  深町 圭子 ,  伊藤 英生 ,  藤枡 裕実 ,  後藤 直樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-240317
公開番号(公開出願番号):特開2010-072382
出願日: 2008年09月19日
公開日(公表日): 2010年04月02日
要約:
【課題】「カラー画像」、すなわち、「回折格子再生像もしくは、ホログラム再生像としての「カラー画像」」を記録した回折格子記録媒体、特に、多数の画素からなる「カラー画像」を回折格子を用いて記録した回折格子記録媒体において、その回折格子の中に目視では認識できない「隠し情報」を設けたとき、「隠し情報」の回折光が散乱してぞの画像にムラを生じ、おおよその位置が判明するという課題があった。【解決手段】「隠し情報」をその画素とは異なる画素で形成し、鮮明でムラの無い「カラー画像」を形成し、且つ、5倍〜10倍程度の拡大により容易に「隠し情報」を判読できる、且つ、さらにその画素の中に、「第2の隠し情報」を含めた偽造防止性の高い回折格子記録媒体を得た。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
多数の画素から構成される「カラー画像」が、 P通りの色成分のそれぞれについてQ通りの画素値のうちのいずれかが定義された多数の画素の集合として表現され、 所定の画素値に対応した面積をもった回折格子占有領域内に、所定の色成分の波長に対応したピッチで一定方向に前記回折格子線を配置することにより回折格子を形成し、この回折格子を所定の画素領域内に配置してなる画素パターンが、P通りの色成分およびQ通りの画素値について(P×Q)通り存在し、 前記「カラー画像」を構成する個々の画素に1対1に対応させて、記録媒体上にそれぞれ定義された画素領域を形成し、 前記「カラー画像」を構成する各画素について、P通りの色成分のうちのいずれか1成分のみが選択されていて、 前記各画素領域に、この画素領域に対応する画素について選択された色成分およびその画素値に基づいて、前記(P×Q)通りの画素パターンのうちのいずれか1つが割り当てられ、各画素領域に割り当てられた画素パターンに応じた回折格子が、記録媒体上に形成されている回折格子記録媒体において、 前記カラー画像の全領域について、選択された色成分の分布が均一になるように、各画素についての色成分の選択を行うようにし、前記画素領域の少なくとも一部に、300μm以下の「所定情報」を表わす画素パターンを含み、その「所定情報」に割り当てられた画素パターンが、前記画素パターンと異なるとともに、その画素パターンを構成する回折格子線の少なくとも一部が、「隠し情報」を表示する一列の凹凸構造からなることを特徴とする回折格子記録媒体。
IPC (2件):
G02B 5/18 ,  G03H 1/04
FI (2件):
G02B5/18 ,  G03H1/04
Fターム (10件):
2H249AA07 ,  2H249AA13 ,  2H249AA60 ,  2H249AA65 ,  2H249AA66 ,  2K008AA13 ,  2K008EE04 ,  2K008FF12 ,  2K008FF14 ,  2K008GG05
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (5件)
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