特許
J-GLOBAL ID:201003018513773474
プログラマブル・コントローラ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
飯塚 信市
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-280843
公開番号(公開出願番号):特開2010-170536
出願日: 2009年12月10日
公開日(公表日): 2010年08月05日
要約:
【課題】 サイクルタイム一定時間の値を短時間で最適な値に調整することを可能とすること。【解決手段】 PLCの第2の運転可能モード(MON)では、周辺サービス処理におけるユーザプログラムの変更を許容しながら、一連の複数個のシステム処理が繰り返し実行され、かつ実サイクルタイムと比較されるべきサイクルタイム一定時間は、第1の運転可能モード(RUN)においては変更を禁止されているものの、第2の運転可能モード(MON)及び運転不能モード(PRG)においては、変更を許可されていること。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
制御対象機器に接続される外部入出力部と、制御対象機器を所望の動作態様で運転するのに必要なユーザプログラムを格納するためのユーザメモリと、前記外部入出力部における外部入出力信号に対応する入出力データを格納するための入出力メモリと、当該プログラマブル・コントローラとしての機能を実現するためのシステムプログラムが格納されたシステムメモリとを有し、
前記システムメモリに格納されたシステムプログラムには、繰り返し実行されるべき一連の複数個のシステム処理が含まれており、かつそれら複数個のシステム処理には、少なくとも、
前記外部入出力部から入力データを取り込み、これを前記入出力メモリの入力データ格納領域に書き込むと共に、前記入出力メモリの出力データ格納領域から出力データを読み込み、これを前記外部入出力部へと送り出す入出力リフレッシュ処理と、
前記ユーザメモリからユーザプログラムを構成する各命令を順次に読み出すと共に、これを前記入出力メモリの入力データを参照して実行し、その実行結果により前記入出力メモリの出力データを書き換えるユーザプログラム実行処理と、
通信を介して所定のツール装置から到来するコマンドに応答して、前記ユーザプログラムの変更を可能とする処理を含む周辺サービス処理と、が含まれており、
動作モードとしては、前記制御対象機器を運転可能な運転可能モードと前記制御対象機器を運転不能な運転不能モードとが用意され、
前記運転可能モードでは、
前記一連の複数個のシステム処理が繰り返し実行され、
前記運転不能モードでは、
前記一連の複数個のシステム処理が、少なくとも前記ユーザプログラム実行処理を除いて、繰り返し実行され、さらに
前記システムプログラムには、
前記一連の複数個のシステム処理が繰り返し実行されるときに、前記入出力リフレッシュ処理の開始時から、次の入出力リフレッシュ処理の1つ前に実行されるべきシステム処理の終了時までの経過時間を実サイクルタイムとして計測する計測処理と、
前記計測処理にて計測された実サイクルタイムと所定のサイクルタイム一定時間とを比較していずれが大きいかを判定する判定処理と、
前記判定処理において、前記サイクルタイム一定時間の方が前記実サイクルタイムよりも大きいと判定されるときには、次の入出力リフレッシュ処理の開始時点を、両時間の差分だけ遅らせる一方、前記実サイクルタイムの方が前記サイクルタイム一定時間よりも大きいと判定されるときには、直ちに、次の入出力リフレッシュ処理を開始させる選択遅延処理と、
からなる時間調整処理が含まれており、さらに
前記実サイクルタイムと比較されるべき前記サイクルタイム一定時間は、前記運転不能モードのみならず、前記運転可能モードにおいても、変更を許可されている、ことを特徴とするプログラマブル・コントローラ。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (12件):
5H220BB07
, 5H220CC03
, 5H220CC07
, 5H220CC09
, 5H220CX01
, 5H220EE01
, 5H220JJ12
, 5H220JJ16
, 5H220JJ26
, 5H220JJ51
, 5H220JJ53
, 5H220LL01
引用特許:
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