特許
J-GLOBAL ID:201003019610958914

タイヤモニタリングシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鹿嶋 英實
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-069396
公開番号(公開出願番号):特開2010-221768
出願日: 2009年03月23日
公開日(公表日): 2010年10月07日
要約:
【課題】車両のタイヤモニタリングシステムにおいて、クロストークや逆クロストークによる通信障害の問題を解消する。【解決手段】各タイヤのセンサに対して起動信号を送信してタイヤ情報を読み取る際に、センサの受信感度が最低であった場合にもセンサが受信可能となる所定の出力で起動信号を送信する高出力送信処理(ステップS1、S2)と、所定の出力よりも低い出力で起動信号を送信する低出力送信処理(ステップS4、S5)のうちの何れか一つをまず実行し、これに対して対応するセンサから返信が適正に受信されない場合には残りの送信処理を実行する。また各送信処理において、近接する位置にある他のタイヤのセンサが起動信号を受信してしまうクロストークが生じないように、この他のタイヤに対応するイニシエータから妨害波を送信し(ステップS2、S5)、この妨害波の出力の大きさは起動信号の出力の大きさに応じた値とする。【選択図】図7
請求項(抜粋):
複数のタイヤが装着される車両において、各タイヤ毎に設けられたイニシエータを介して各タイヤに対して無線信号を送信可能な車体側コントローラと、各タイヤに設けられて各タイヤの情報を無線信号として前記車体側コントローラに送信可能なセンサユニットとを備え、前記車体側コントローラが各イニシエータを介して各センサユニットに対してそれぞれリクエスト信号を送信し、このリクエスト信号を受信した各センサユニットが前記情報を前記車体側コントローラに返信するタイヤモニタリングシステムであって、 前記車体側コントローラは、 各センサユニットに対して前記リクエスト信号を送信して前記情報を読み取る際に、 前記センサユニットの受信感度が最低であった場合にも前記センサユニットが受信可能となる所定の出力で前記リクエスト信号を送信する高出力送信処理と、前記所定の出力よりも低い出力で前記リクエスト信号を送信する低出力送信処理のうちの何れか一つをまず実行し、これに対して対応するセンサユニットから前記情報を含む返信が適正に受信されない場合には、前記高出力送信処理と低出力送信処理のうちの残りを実行し、 前記高出力送信処理及び低出力送信処理において前記リクエスト信号を対象のタイヤの前記センサユニットに送信する際には、近接する位置にある他のタイヤの前記センサユニットが当該リクエスト信号を受信してしまうクロストークが生じないように、この他のタイヤに対応するイニシエータから妨害波を送信する機能を有し、 前記妨害波の出力の大きさは前記リクエスト信号の出力の大きさに応じた値とされ、前記リクエスト信号の出力が低くなると前記妨害波の出力も低く設定されることを特徴とするタイヤモニタリングシステム。
IPC (5件):
B60C 23/04 ,  B60C 23/02 ,  G01L 17/00 ,  G08C 17/02 ,  B60C 19/00
FI (7件):
B60C23/04 M ,  B60C23/02 G ,  B60C23/02 H ,  B60C23/04 N ,  G01L17/00 301P ,  G08C17/00 B ,  B60C19/00 B
Fターム (23件):
2F055AA12 ,  2F055BB20 ,  2F055CC60 ,  2F055DD20 ,  2F055EE40 ,  2F055FF34 ,  2F055GG31 ,  2F073AA02 ,  2F073AA03 ,  2F073AA36 ,  2F073AB01 ,  2F073BB01 ,  2F073BC02 ,  2F073CC03 ,  2F073CC12 ,  2F073DD02 ,  2F073DE02 ,  2F073DE13 ,  2F073FF02 ,  2F073GG01 ,  2F073GG05 ,  2F073GG07 ,  2F073GG08

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