特許
J-GLOBAL ID:201003020369233332

エレクトロクロミック表示素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 牧村 浩次 ,  八本 佳子 ,  北山 浩司 ,  渕田 滋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-060069
公開番号(公開出願番号):特開2010-211161
出願日: 2009年03月12日
公開日(公表日): 2010年09月24日
要約:
【課題】本発明の目的は、光散乱材料を併用したり、電極表面を加工することなく、簡便な構成で、均一な酸化還元反応が可能なエレクトロクロミック表示素子を提供することである。【解決手段】本発明は、一対の電極と、前記一対の電極間に挟持された媒体層を有するエレクトロクロミック表示素子であって、前記一対の電極の少なくとも一方が透明電極であり、前記媒体層が特定のビオロゲン化合物、特定の支持電解質および溶媒を含み、前記電極間に電圧を印加することにより、(i)前記透明電極上に着色物質が析出して発色する領域および前記着色物質が溶解して消色する領域が、飽和カロメル電極に対して-1.0V以上1.0V未満の範囲にあり、かつ(ii)前記透明電極上に結晶が析出して白色層が形成される領域が、飽和カロメル電極に対して1.0V以上の範囲にあることを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
一対の電極と、前記一対の電極間に挟持された媒体層を有するエレクトロクロミック表示素子であって、 前記一対の電極の少なくとも一方が透明電極であり、 前記媒体層がビオロゲン化合物、支持電解質および溶媒を含み、 前記支持電解質を構成する陰イオンが臭化物イオンであり、 前記ビオロゲン化合物が下記式(1)で表される化合物であり、 前記電極間に電圧を印加することにより、(i)前記透明電極に着色物質が析出して発色する領域および前記着色物質が溶解して消色する領域が、飽和カロメル電極に対して-1.0V以上1.0V未満の範囲にあり、かつ(ii)前記透明電極に結晶が析出して白色層が形成される領域が、飽和カロメル電極に対して1.0V以上の範囲にあることを特徴とするエレクトロクロミック表示素子。
IPC (3件):
G02F 1/153 ,  G02F 1/15 ,  G09F 9/30
FI (3件):
G02F1/153 ,  G02F1/15 505 ,  G09F9/30 380
Fターム (21件):
2K001BB18 ,  2K001BB28 ,  2K001CA02 ,  2K001CA08 ,  2K001CA19 ,  2K001CA20 ,  2K001CA23 ,  2K001CA31 ,  2K001CA32 ,  2K101DB03 ,  2K101DB33 ,  2K101DC03 ,  2K101DC06 ,  2K101DC43 ,  2K101DC53 ,  2K101DC54 ,  2K101EG27 ,  2K101EG52 ,  5C094AA45 ,  5C094BA52 ,  5C094FB01

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