特許
J-GLOBAL ID:201003020561637072

回転軸装置および回転軸装置における工具の保持状態判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 脩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-006700
公開番号(公開出願番号):特開2010-162647
出願日: 2009年01月15日
公開日(公表日): 2010年07月29日
要約:
【課題】工具が主軸に対し正常に保持されているか否かを正確に判定する回転軸装置および回転軸装置における工具の保持状態判定方法の提供。【解決手段】回転軸装置1の主軸12内には、軸方向に移動可能なロッド15が形成されている。ロッド15は、皿ばね16により主軸12に対し後方に付勢されている。ロッド15は、前端において工具Tを把持するとともに、主軸12内を後退し、主軸12の先端部に工具Tを保持する。ロッド15の後端にはテーパ面152aが形成され、テーパ面152aと対向するように、変位センサ181が設けられている。変位センサ181を含む異常判定装置18は、変位センサ181により検出されたテーパ面152aとの距離に基づき、ロッド15の後退時の加速度を演算し、加速度の最大値が所定値を超えない場合、工具Tが主軸12に正常に保持されていないと判定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内周部に収容空間を有することにより、軸方向に円筒状に延びるハウジングと、 前記収容空間内に配置されることにより、前記ハウジングに対して軸受を介して回転可能に取り付けられた主軸と、 前記主軸内に軸方向に移動可能に設けられたロッド部材と、 前記ロッド部材を、前記主軸に対し後方に付勢する付勢手段と、 前記ロッド部材を前方に移動させるロッド移動手段と、 を備え、 前記ロッド部材は、前端において工具と係合するとともに、前記付勢手段により付勢されて前記主軸内を後退し、前記主軸の先端部に前記工具を保持し、 前記ロッド部材は、前記ロッド移動手段により前方に移動させられることにより、前記工具との係合が解除される回転軸装置において、 前記ロッド部材の後退時の加速度に基づき、前記工具が前記主軸に正常に保持されたか否かを判定する工具保持状態判定手段を備えたことを特徴とする回転軸装置。
IPC (2件):
B23B 31/00 ,  B23B 31/117
FI (2件):
B23B31/00 D ,  B23B31/117 601A
Fターム (2件):
3C032AA01 ,  3C032GG34
引用特許:
出願人引用 (6件)
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