特許
J-GLOBAL ID:201003022298677350
サスペンション制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萼 経夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-020762
公開番号(公開出願番号):特開2010-173586
出願日: 2009年01月30日
公開日(公表日): 2010年08月12日
要約:
【課題】車両の振動を良好に抑制することができるサスペンション制御装置を提供する。【解決手段】必要減衰力算出部14から受ける必要減衰力算出部出力信号(減衰力対応電流)の出力を上限制約値(最大値)及び下限制約値(最小値)を定めて行う電流制約器15の後段に、ローパスフィルタ16を設ける。ローパスフィルタ16の信号処理により、ローパスフィルタ16が出力する信号(フィルタ後指令電流。指令電流)には、ばね上共振周波数成分、ひいては乗心地に悪影響を及ぼす高域周波数成分が除去された状態になり、フィルタ後指令電流-時間特性が滑らかなものになる。このため、従来技術で起こりえた、指令電流の急激な変化を回避でき、これにより、ばね上加速度特性が滑らかなものになり、ジャーク(過度な加加速度、即ち過度な加速度の変化)の発生を低減できる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
車体と車輪との間に介在される減衰力調整式緩衝器の減衰力特性を調整信号により調整するサスペンション制御装置であって、
前記車体の振動を検出する振動検出手段と、
該振動検出手段により検出された振動に基づいて該振動を抑制するために必要な減衰力を算出する必要減衰力算出手段と、
該必要減衰力算出手段が算出した必要減衰力に応じた電流に相当する減衰力対応電流の出力を、最大値及び最小値を定めて行う電流制約器と、
該電流制約器からの前記減衰力対応電流に対してローパスフィルタ処理を行って得られる電流信号を前記調整信号として出力するローパスフィルタと、
を備えたことを特徴とするサスペンション制御装置。
IPC (2件):
B60G 17/015
, B60G 17/018
FI (2件):
B60G17/015 A
, B60G17/018
Fターム (16件):
3D301AA01
, 3D301AA11
, 3D301AA13
, 3D301AA53
, 3D301DA08
, 3D301DA31
, 3D301DA38
, 3D301DB28
, 3D301DB32
, 3D301EA19
, 3D301EA70
, 3D301EB13
, 3D301EC01
, 3D301EC08
, 3D301EC65
, 3D301EC67
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