特許

J-GLOBAL ID：201003023052975901

工具鋼の表面処理方法および該方法によって表面処理された工具鋼

発明者： 森貞 好昭 ,  藤井 英俊 ,  水野 雅 ,  阿部 源隆 ,  長岡 亨 ,  福角 真男
出願人/特許権者： 地方独立行政法人 大阪市立工業研究所 ,  株式会社AMC ,  国立大学法人大阪大学
代理人 (2件)： 山口 修之 ,  井戸 篤史
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2009-055655
公開番号（公開出願番号）：特開2010-209388
出願日： 2009年03月09日
公開日（公表日）： 2010年09月24日
要約：

【課題】本発明は、工具鋼の表面処理方法および該方法によって表面処理された工具鋼を提供し、特に、冷間工具鋼にも適用可能な、工具鋼の表面に良好な窒化層を形成させる有利な表面処理方法を提供するものである。【解決手段】本発明の工具鋼の表面処理方法は、工具鋼を素材とする被処理材の表層部を局部的に急速加熱して溶融溜まりを形成した後、該溶融溜まりを急速凝固することで炭化物微細化領域を形成し、該炭化物微細化領域に摩擦攪拌プロセスを施すことで組織微細化領域を形成し、該組織微細化領域を有する被処理材に対して窒化処理を施すことで被処理材の表面に窒化層を形成するものである。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

工具鋼を素材とする被処理材の表層部を局部的に急速加熱して溶融溜まりを形成した後、前記溶融溜まりを急速凝固することで炭化物微細化領域を形成し、 前記炭化物微細化領域に摩擦攪拌プロセスを施すことで組織微細化領域を形成し、 前記組織微細化領域を有する被処理材に対して窒化処理を施すことを特徴とする工具鋼の表面処理方法。

IPC (1件)：

C23C 26/00

FI (2件)：

C23C26/00 E ,  C23C26/00 M

Fターム (8件)：

4K044AA02 ,  4K044BA18 ,  4K044BB01 ,  4K044BB03 ,  4K044BC01 ,  4K044CA12 ,  4K044CA41 ,  4K044CA67

引用特許：

出願人引用 (3件)

• 金型合金工具鋼の耐久性向上方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2006-322703   出願人：神奈川県
• C含有材料の表面改質方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-387721   出願人：株式会社AMC
• 摩擦攪拌加工用ツールおよび摩擦攪拌加工品の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2007-033668   出願人：財団法人大阪産業振興機構