特許
J-GLOBAL ID:201003023075765416

系統安定化装置、系統安定化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 後呂 和男 ,  村上 二郎 ,  水澤 圭子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-076913
公開番号(公開出願番号):特開2010-233319
出願日: 2009年03月26日
公開日(公表日): 2010年10月14日
要約:
【課題】故障除去後の調相制御を速やかに行い、送電線の電圧上昇を許容範囲内に収めることを目的とする。【解決手段】電源として機能する発電機群を送電線を経て本系統に連系し、かつ線路に無効電力を供給する調相設備を備えた送電系統の系統安定化装置であって、前記各故障パターンについて(a)の電源制御量と(b)の調相制御量をそれぞれ事前演算する事前演算装置と、前記各故障パターンに対応させて前記電源制御量と前記調相制御量とをそれぞれ記憶したデータテーブルと、前記送電線に非ルート断故障が発生することを条件として、発生した非ルート断故障に対応する電源制御量を前記データテーブルから読み出し、読み出した電源制御量に基づいて前記発電機群を電源制御する電源制御実行装置と、前記送電線に非ルート断故障が発生することを条件として、発生した非ルート断故障に対応する調相制御量を前記データテーブルから読み出し、読み出した調相制御量に基づいて前記調相設備の調相量を制御する調相制御実行装置と、を備える。【選択図】図5
請求項(抜粋):
電源として機能する発電機群を送電線を経て本系統に連系し、かつ線路に無効電力を供給する調相設備を備えた送電系統の系統安定化装置であって、 前記送電系統にて想定される非ルート断故障のパターンを故障パターンと定義したときに、 前記各故障パターンについて(a)の電源制御量と(b)の調相制御量をそれぞれ事前演算する事前演算装置と、 前記各故障パターンに対応させて前記電源制御量と前記調相制御量とをそれぞれ記憶したデータテーブルと、 前記送電線に非ルート断故障が発生することを条件として、発生した非ルート断故障に対応する電源制御量を前記データテーブルから読み出し、読み出した電源制御量に基づいて前記発電機群を電源制御する電源制御実行装置と、 前記送電線に非ルート断故障が発生することを条件として、発生した非ルート断故障に対応する調相制御量を前記データテーブルから読み出し、読み出した調相制御量に基づいて前記調相設備の調相量を制御する調相制御実行装置と、を備えることを特徴とする系統安定化装置。 (a)電源制御量は故障除去後において前記送電系統を安定にするために、前記送電系統から切り離すことが必要となる発電機の総量である。 (b)調相制御量は故障除去後において送電電力の減少が見込まれる場合に、送電線の線路潮流のバランスをとるために各調相設備にて調整が必要な調相容量である。
IPC (1件):
H02J 3/24
FI (1件):
H02J3/24 Z
Fターム (1件):
5G066DA04
引用特許:
審査官引用 (6件)
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