特許
J-GLOBAL ID:201003023652775256

火力配分装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 曾我 道治 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順 ,  大宅 一宏 ,  上田 俊一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-117738
公開番号(公開出願番号):特開2010-002172
出願日: 2009年05月14日
公開日(公表日): 2010年01月07日
要約:
【課題】移動体間の通信が正常に保たれていない場合であっても、複数の移動体により編成される部隊内で連携を図りつつ各移動体が他の移動体から独立して火力配分処理を実行することができ、部隊全体における火力配分を最適化することができる火力配分装置を提供する。【解決手段】火力配分実行部は、目標物について、それぞれが属するグループに応じた処理を行う。火力配分実行部は、グループG1に属する全ての目標物を、自艦の火器の射撃目標として設定する。火力配分実行部は、グループG2,G4に属する目標物について、火力配分処理を実行し、その処理の結果に基づいて、どの艦船が対処するかを割り当てる。火力配分実行部は、グループG3に属する全ての目標物を、全て自艦の火器の射撃目標から除外する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
目標物を射撃する火器が搭載された複数の移動体のそれぞれに配備され、前記複数の移動体で共有される前記目標物の探知情報に基づいて、その探知情報に含まれる複数の前記目標物の一部を、自身の前記移動体の前記火器の射撃目標として、前記自身の移動体に割り当てる火力配分装置であって、 前記火器の残弾数の情報、及び前記火器の同時に射撃可能な最大値の情報を含む火器情報を、前記移動体同士の間で送受信する情報送受信部と、 前記情報送受信部によって受信された他の前記移動体の前記火器情報、及び前記自身の移動体の前記火器情報をそれぞれ記憶する情報記憶部と、 前記探知情報に基づいて、前記目標物が前記移動体に及ぼす予測被害に関する指標である脅威度を、前記移動体毎及び前記目標物毎に算出する脅威度算出部と、 前記探知情報に含まれる複数の前記目標物のうち、前記自身の移動体に対する前記脅威度が予め設定された閾値を超える前記目標物を、前記自身の移動体が対処する前記目標物の集合である自身対処グループに、前記自身の移動体に対する前記脅威度が前記閾値以下である前記目標物を、前記自身の移動体と前記他の移動体とが互いに分担して対処する前記目標物の集合である分担対処グループにそれぞれ分類する対象分類部と、 前記自身対処グループに属する前記目標物を、前記自身の移動体の前記火器の射撃目標として、前記自身の移動体に割り当てる火力配分実行部と を備え、 前記火力配分実行部は、前記情報記憶部に記憶されている前記火器情報に基づいて、前記目標物を対処した後の前記移動体の前記火器の残弾数を最小化し、前記複数の移動体が同一の前記目標物に対して射撃を行うオーバーシュートの数を最小化するように、前記分担対処グループに属する全ての前記目標物を前記複数の移動体のそれぞれに割り当てて、前記自身の移動体に割り当てた前記目標物を、前記自身の移動体の前記火器の射撃目標として設定する ことを特徴とする火力配分装置。
IPC (2件):
F41H 11/02 ,  F41G 3/00
FI (2件):
F41H11/02 ,  F41G3/00
Fターム (2件):
2C014BA05 ,  2C014BB00
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (9件)
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