特許
J-GLOBAL ID:201003024421539157

弾球遊技機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三林 大介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-013734
公開番号(公開出願番号):特開2010-167164
出願日: 2009年01月25日
公開日(公表日): 2010年08月05日
要約:
【課題】2つの特別図柄の一方を優先変動させ且つ保留先読みを行う弾球遊技機の遊技の透明性を確保する。【解決手段】第1始動口に対応する第1特図と、第2始動口に対応する第2特図とを備え、どちらの特図も変動表示可能な場合は第2特図を優先変動する。第1始動口は固定式の始動口とし、第2始動口は開口しなければ遊技球が入球し得ない可変式の始動口とする。第1始動口への入球による第1特図保留が発生すると事前判定を行い、その結果が大当りであれば、その旨を遊技者に予告する。そして、第1特図の大当りを予告した状態で、普図の当り保留が記憶されていた場合には、第1特図の当り変動が開始されるまで、普図の当り図柄が停止表示されて第2始動口が開放状態となることを遅延させる。こうすれば、第1特図による大当り発生前に、第2特図の大当りが発生して、遊技者に違和感を与えることがない。【選択図】図30
請求項(抜粋):
遊技球が入球可能な第1始動口と、遊技球が入球し得ない閉鎖状態または入球可能な開放状態の何れかに切り換わる第2始動口と、該第1始動口への入球を契機として第1特別図柄を変動表示させる第1特別図柄表示装置と、該第2始動口への入球を契機として第2特別図柄を変動表示させる第2特別図柄表示装置とが遊技盤面上に設けられ、前記第1特別図柄または前記第2特別図柄が予め定められた大当り図柄で停止表示された場合には、遊技者にとって有利な大当り遊技が開始される弾球遊技機において、 前記第1始動口に遊技球が入球すると、前記大当り図柄を停止表示するか否かを決定する大当り抽選を行うための第1大当り抽選乱数を取得し、前記第2始動口に遊技球が入球すると、前記大当り抽選を行うための第2大当り抽選乱数を取得する大当り抽選乱数取得手段と、 前記第1始動口への入球時に前記第1特別図柄または前記第2特別図柄の何れかが変動表示していた場合には、該第1始動口への入球によって取得された前記第1大当り抽選乱数を第1特図保留として記憶し、前記第2始動口への入球時に前記第1特別図柄または前記第2特別図柄の何れかが変動表示していた場合には、該第2始動口への入球によって取得された前記第2大当り抽選乱数を第2特図保留として記憶する特図保留記憶手段と、 前記第1特別図柄または前記第2特別図柄が停止表示されると、記憶された前記第1特図保留および前記第2特図保留の有無を検出して、該第1特図保留が記憶されていた場合には前記第1特別図柄の変動表示を開始することで該第1特図保留を消化し、該第2特図保留が記憶されていた場合には前記第2特別図柄の変動表示を開始することで該第2特図保留を消化し、該第1特図保留および該第2特図保留が何れも記憶されていた場合には前記第2特別図柄の変動表示を開始することで該第2特図保留を消化する特図保留消化手段と、 前記第1特別図柄の変動開始時には前記第1大当り抽選乱数に基づいて前記大当り抽選を行い、前記第2特別図柄の変動開始時には前記第2大当り抽選乱数に基づいて前記大当り抽選を行う大当り抽選手段と、 前記第1特図保留が、該第1特図保留の消化時に行われる前記大当り抽選にて前記大当り図柄の停止表示が決定される当り特図保留であるか否かを、該大当り抽選に先立って事前に判定する特図事前判定手段と、 前記特図事前判定手段によって前記第1特図保留が前記当り特図保留であると判定された場合には、その旨を遊技者に報知する特図当り保留発生報知手段と、 遊技中に所定条件が成立すると普通図柄の変動表示を開始するとともに該普通図柄の当りまたは外れを決定する普図抽選を行い、該普図抽選の結果が当りの場合には該普通図柄を当り図柄で停止表示させて、前記第2始動口を所定時間だけ前記開放状態とする普通図柄遊技実行手段と、 前記普通図柄の変動表示中に前記所定条件が成立した場合には、該普通図柄の停止表示後に変動表示を開始するべく、該所定条件の成立を普図保留として記憶する普図保留記憶手段と、 前記普図保留が、該普図保留に係る前記普通図柄の変動表示開始時の前記普図抽選にて前記当りとなる当り普図保留であるか否かを、該普図抽選に先立って事前に判定する普図事前判定手段と、 前記普図事前判定手段により前記当り普図保留であると判定された前記普図保留が前記普図保留記憶手段に記憶されている状態で、前記特図事前判定手段によって前記第1特図保留が前記当り特図保留であると判定された場合には、前記当り普図保留に係る前記普通図柄の変動表示停止後に前記第2始動口が開放することを、前記当り特図保留であると判定された第1特図保留が前記特図保留消化手段によって消化されるまで遅延させる始動口開放遅延手段と を備えることを特徴とする弾球遊技機。
IPC (1件):
A63F 7/02
FI (3件):
A63F7/02 315Z ,  A63F7/02 320 ,  A63F7/02 311A
Fターム (7件):
2C088AA33 ,  2C088AA35 ,  2C088AA36 ,  2C088AA39 ,  2C088AA42 ,  2C088BC15 ,  2C088CA27

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