特許
J-GLOBAL ID:201003025247753590
シリコーンヒドロゲルレンズにコーティングを施す方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
津国 肇
, 束田 幸四郎
, 齋藤 房幸
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-535407
公開番号(公開出願番号):特表2010-508563
出願日: 2007年10月29日
公開日(公表日): 2010年03月18日
要約:
本発明は、レンズパッケージ中で直接、シリコーンヒドロゲルコンタクトレンズにLbLコーティングを施す、コスト効率のよいその場方法を提供する。得られるシリコーンヒドロゲルコンタクトレンズは、優れた親水性、無損傷性及び耐久性を備えたをコーティングを有し、また、患者が洗浄及び/又はすすぎをすることなく、レンズパッケージから直接使用することもできる。さらに、本発明は、レンズパッケージ中のシリコーンヒドロゲルコンタクトレンズのその場コーティング用パッケージ溶液及び眼科用レンズ製品を提供する。
請求項(抜粋):
親水性のコーティングをシリコーンヒドロゲルコンタクトレンズに施す方法であって、
(a)コンタクトレンズを、パッケージ溶液を含有するレンズパッケージの中に配置する工程(ここで、パッケージ溶液は、ポリイオン性物質と少なくとも1種のオートクレーブ時加水分解性物質とを含み、ポリイオン性物質は、(i)疎水性主鎖及び多数の荷電又はイオン性のペンダント基を有するポリマー、(ii)キトサン、又は(iii)それらの組合せを含み、パッケージ溶液は、約4.0未満又は約9.5超の初期pHを有し、オートクレーブ時加水分解性物質は、その中にコンタクトレンズを有するパッケージをオートクレーブした後に、パッケージ溶液に最終的に中性のpHを付与するのに十分な量でパッケージ溶液中に存在する)と;
(b)その中にコンタクトレンズとパッケージ溶液とを有する前記パッケージをオートクレーブし、それにより、パッケージ内の最終的に中性のpHを有するパッケージ溶液中に浸漬したコンタクトレンズ上に、LbLコーティングを形成する工程(ここで、LbLコーティングは、約80度以下の平均水接触角を特徴とする親水性を有する)と
を含む方法。
IPC (7件):
G02C 7/04
, C09D 201/02
, C09D 7/12
, C09D 133/02
, C09D 129/04
, C09D 139/04
, C09D 105/08
FI (7件):
G02C7/04
, C09D201/02
, C09D7/12
, C09D133/02
, C09D129/04
, C09D139/04
, C09D105/08
Fターム (16件):
2H006BB01
, 2H006BB03
, 2H006BB08
, 2H006BB10
, 4J038BA191
, 4J038CE021
, 4J038CG031
, 4J038CK021
, 4J038CR071
, 4J038DJ011
, 4J038JB11
, 4J038JB24
, 4J038MA08
, 4J038NA06
, 4J038PB08
, 4J038PC11
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