特許
J-GLOBAL ID:201003025664680075
共有データへの排他的アクセスを許すためのコンピュータ・システム、並びにその方法及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (6件):
松井 光夫
, 村上 博司
, 上野 剛史
, 太佐 種一
, 市位 嘉宏
, 坂口 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-228286
公開番号(公開出願番号):特開2010-061522
出願日: 2008年09月05日
公開日(公表日): 2010年03月18日
要約:
【課題】ロックされたスレッドを有するシステム全体を停止させることなく、障害を起こした又は障害を起こしたと思われるスレッドのみを別のスレッドから停止させるための仕組みを提供する。【解決手段】コンピュータ・システムは、クリティカルセクションについてのコードを含むプログラムを保持し、メモリ内の共有データ領域に値を書き込む又は値を読み出す命令を含み、該命令が、上記クリティカルセクションにおける最初の命令の開始前に、該クリティカルセクションに対するロックを取得し、上記共有データ領域への書き込み命令に応答して、該共有データ領域に値を書き込む代わりに上記メモリ内のスレッドローカルな領域に該値を書き込み、上記クリティカルセクションにおける最後の命令が終了することに応じて、上記共有データ領域に上記スレッドローカルな領域に書き込まれた上記値を書き込み、上記クリティカルセクションに対する該ロックを開放する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
共有データへの排他的アクセスを許すためのコンピュータ・システムであって、
クリティカルセクションについてのコードを含むプログラムを保持する記憶部であって、該クリティカルセクションはメモリ内の共有データ領域に値を書き込む又はそこから値を読み出す命令を含む、前記記憶部と、
前記プログラムを前記記憶部からメモリ内に読み出し、下記命令を実行する中央演算処理装置(CPU)であって、該命令が、
前記クリティカルセクションにおける最初の命令の開始前に、該クリティカルセクションに対するロックを取得すること、
前記クリティカルセクションにおける前記共有データ領域への書き込み命令に応答して、該共有データ領域に値を書き込む代わりに、前記メモリ内のスレッドローカルな領域に該値を書き込むこと、
前記クリティカルセクションにおける最後の命令が終了することに応じて、前記共有データ領域に、前記スレッドローカルな領域に書き込まれた前記値を書き込むこと、
前記クリティカルセクションに対する該ロックを開放すること
を含む、前記CPUと
を含む、前記コンピュータ・システム。
IPC (3件):
G06F 9/46
, G06F 9/52
, G06F 12/00
FI (3件):
G06F9/46 430
, G06F9/46 472Z
, G06F12/00 572A
Fターム (1件):
引用文献:
出願人引用 (1件)
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Speculative lock elision: enabling highly concurrent multithreaded execution
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