特許
J-GLOBAL ID:201003026166338005

障害診断システム、障害診断装置および障害診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 誠一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-067379
公開番号(公開出願番号):特開2010-218492
出願日: 2009年03月19日
公開日(公表日): 2010年09月30日
要約:
【課題】事前に想定していなかった原因による障害が発生した場合であっても障害発生条件を特定できる障害診断システム等を提供する。【解決手段】障害診断装置5は、相違信号集合を算出する(S105)。障害診断装置5は、比較した結果、値が相違する信号値が空集合となる正常時の時系列データが少なくとも一つ存在した場合には、比較対象の異常時の時系列データは障害発生条件を含まないと判断し、後続の処理対象から外す。障害診断装置5は、最大充足可能性問題の形に定式化する(S106)。障害診断装置5は、障害発生条件を算出する(S107)。障害診断装置5は、S106にて定式化した最大充足可能性問題の解を算出し、算出された解を否定する論理式を制約条件として逐次追加して再度解を算出する処理を、解が存在しなくなるまで繰り返すことで、障害発生条件となる信号の値または信号の値の組み合わせを算出する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
複数の機能モジュールが互いに信号をやり取りすることにより動作するシステムにおいて発生した障害を診断する障害診断システムであって、 診断対象のシステムにおける正常時と異常時のデータログを取得するデータログ取得手段と、 前記データログに含まれる複数の信号を加工して、加工後の信号の値を同一時刻ごとに纏めた時系列データを生成する時系列データ生成手段と、 異常時の時系列データのそれぞれを全ての正常時の時系列データと比較し、値が相違する信号値の集まりを相違信号集合として算出する相違信号集合算出手段と、 全ての前記相違信号集合を充足することを制約条件とし、各信号の値が障害発生条件の構成要素であることを否定する論理式に同じ重みを設定することで最大充足可能性問題の形に定式化する定式化手段と、 前記最大充足可能性問題の解を算出し、算出された解を否定する論理式を制約条件として逐次追加して再度解を算出する処理を、解が存在しなくなるまで繰り返すことで、障害発生条件となる信号の値または信号の値の組み合わせを算出する障害発生条件算出手段と、 を具備することを特徴とする障害診断システム。
IPC (4件):
G06F 11/22 ,  G06N 5/04 ,  G06F 11/34 ,  G05B 23/02
FI (5件):
G06F11/22 360C ,  G06N5/04 550N ,  G06F11/22 360E ,  G06F11/34 C ,  G05B23/02 T
Fターム (10件):
5B042GB08 ,  5B042JJ29 ,  5B042MC40 ,  5B048AA14 ,  5B048CC01 ,  5B048CC17 ,  5B048FF02 ,  5H223AA10 ,  5H223CC08 ,  5H223EE17
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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引用文献:
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