特許
J-GLOBAL ID:201003026817079402

金属チタン又はチタンベース合金を連続生成するための方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 大野 聖二 ,  森田 耕司 ,  田中 玲子 ,  松任谷 優子 ,  北野 健 ,  伊藤 奈月
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-529136
公開番号(公開出願番号):特表2010-504431
出願日: 2007年05月22日
公開日(公表日): 2010年02月12日
要約:
本発明は、非鉄精錬に関し、詳細には、金属チタン及び金属チタン合金を、四塩化チタンの金属熱還元により連続生成する方法に関し、また、金属チタン又は金属チタン合金を生成するための装置に関する。金属チタン及び金属チタン合金を連続生成する本発明の方法は、還元剤による四塩化チタンの還元反応と、得られたスポンジチタンの溶解とが、電気アーク炉にて減圧下で同時に行われることを特徴とする。金属チタン又は金属チタン合金を連続生成するための装置は、金属チタン又は金属チタン合金を生成するために、四塩化チタンを還元剤により減圧下で還元反応させ、同時に、スポンジチタンを溶解させるために、反応器が電気アーク炉(1)の形態で実現され、電気アーク炉(1)は真空ポンプ(14)に連結され、電気アーク炉(1)には、カソードとして機能する消耗電極(6)が供給され、冷却されたクリスタライザ(11)内のダミーバー(12)の上部に位置するチタン又はチタン合金の液浴がアノードとして機能し、これらに電圧が供給されることを特徴とする。
請求項(抜粋):
金属チタン及び金属チタン合金を四塩化チタンの金属熱還元により連続生成する方法であって、反応器内の反応ゾーンの温度を、チタン還元剤の沸点を越える温度に維持するステップと;四塩化チタン及び還元剤を反応器に供給して反応させ、金属チタン又は金属チタン合金及び副生成物、すなわち還元剤塩化物を、金属チタン又は金属チタン合金及び副生成物を溶融形態に維持した状態で生成するステップと;金属チタン又は金属チタン合金と還元剤塩化物とを分離するステップと;反応器の底部に存在する金属チタン又は金属チタン合金を回収し、そして、金属チタン又は金属チタン合金を反応器の底部から連続的に抜き出すステップとを含む方法において、 還元剤による四塩化チタンの還元反応と、生成されたスポンジチタンの溶解とが電気アーク炉内で減圧下にて同時に行われることを特徴とする方法。
IPC (5件):
C22B 34/12 ,  C22B 9/20 ,  C22B 9/04 ,  C22B 5/04 ,  C22C 1/02
FI (5件):
C22B34/12 102 ,  C22B9/20 ,  C22B9/04 ,  C22B5/04 ,  C22C1/02 503E
Fターム (11件):
4K001AA27 ,  4K001BA08 ,  4K001BA23 ,  4K001DA11 ,  4K001EA02 ,  4K001FA11 ,  4K001GA16 ,  4K001GB01 ,  4K001GB02 ,  4K001GB09 ,  4K001HA06
引用特許:
審査官引用 (17件)
  • 特公昭31-004206
  • 特開平1-036733
  • 特公昭39-028000
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