特許
J-GLOBAL ID:201003027727022815

地下水汚染発生リスクの推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 高橋松本&パートナーズ
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-232666
公開番号(公開出願番号):特開2010-064002
出願日: 2008年09月10日
公開日(公表日): 2010年03月25日
要約:
【課題】汚染土壌が将来、地下水汚染を発生させる可能性について予測し、そのサイトにおける人の健康リスクや地下水汚染発生リスクに応じ、サイト毎に対策の必要性を検討することができるようにした地下水汚染発生リスクの推定方法を提供することが課題である。【解決手段】重金属で汚染された土地における土壌調査で得られた土壌溶出量基準超過地点を把握して地下の概念モデルを作成すると共に、汚染状況、及び水文地質状況に基づき、土壌水分特性曲線、飽和透水係数、土粒子密度、乾燥密度、分子拡散係数、分散長、吸着特性を含む水分移動と物質(重金属)移動のパラメータを算出または取得し、移流拡散方程式を用いてまず、汚染発生時から現在までの期間の地中における重金属濃度プロファイルを算出して現在の汚染状況と比較し、妥当性を確認した後、将来の重金属濃度プロファイルを算出して地下水汚染発生リスクを推定するようにした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
重金属で汚染された土地におけるこれらの汚染に起因する将来の地下水汚染発生リスクの推定方法であって、 重金属で汚染された土地における土壌調査で得られた土壌溶出量基準超過地点において、汚染状況、及び水文地質状況に基づき対象地の概念モデルを作成すると共に、土壌水分特性曲線、飽和透水係数、土粒子密度、乾燥密度、分子拡散係数、分散長、吸着特性を含む水分移動と物質(重金属)移動のパラメータを算出または取得し、 前記概念モデルと算出または取得したパラメータとにより移流拡散方程式を用い、予測される汚染発生時から現在までの期間の地中における重金属濃度分布状況を算出して前記土壌調査により得られた汚染状況と比較し、両者の差が予め定めた閾値以下の状態で、前記概念モデルと算出または取得したパラメータ、及び前記移流拡散方程式とで将来の重金属濃度分布状況を算出し、重金属で汚染された土地におけるこれらの汚染に起因する将来の地下水汚染発生リスクを推定することを特徴とする地下水汚染発生リスクの推定方法。
IPC (2件):
B09C 1/00 ,  B09B 5/00
FI (2件):
B09B5/00 S ,  B09B5/00 M
Fターム (4件):
4D004AA41 ,  4D004AB03 ,  4D004DA16 ,  4D004DA17
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 汚染土の浄化工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-055550   出願人:株式会社アステック, 和田信彦, 湊秀雄, 小沢陽子

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