特許
J-GLOBAL ID:201003027833426410

蓄電デバイスの残存容量演算装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 筒井 大和 ,  小塚 善高 ,  筒井 章子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-178151
公開番号(公開出願番号):特開2010-019595
出願日: 2008年07月08日
公開日(公表日): 2010年01月28日
要約:
【課題】大電流で充放電された場合であっても残存容量を精度良く演算する。【解決手段】バッテリの残存容量SOCを求める際には、電流積算に基づく残存容量SOCcと開放電圧に基づく残存容量SOCvとが重み付け合成される。残存容量SOCvを求める際には、バッテリの等価回路モデルからインピーダンスが求められ、このインピーダンスを用いてバッテリの開放電圧が推定される。しかし、等価回路モデルは微少電流を前提として決定されており、継続的な大電流を考慮したものではないため、急速充電時等においては開放電圧の推定精度が低下して残存容量SOCvが実際よりも高く演算される。そこで、残存容量SOCvから残存容量SOCを減算して容量差ΔSOCを算出し(S14)、この容量差ΔSOCが所定値V1を上回る場合には(S15)、残存容量SOCvの重みを引き下げるように、重み付け合成時のウェイトwが補正される(S18)。【選択図】図10
請求項(抜粋):
蓄電デバイスの充放電電流の積算値に基づいて、前記蓄電デバイスの第1残存容量要素を演算する第1要素演算手段と、 前記蓄電デバイスのインピーダンスから推定される開放電圧に基づいて、前記蓄電デバイスの第2残存容量要素を演算する第2要素演算手段と、 前記蓄電デバイスの充放電状況に基づいて、前記残存容量要素のウェイトを設定するウェイト設定手段と、 前記ウェイトを用いて前記第1残存容量要素と前記第2残存容量要素とを重み付け合成し、前記蓄電デバイスの残存容量を演算する残存容量演算手段と、 前記残存容量と前記第2残存容量要素との差が所定値を上回る場合に、前記第1残存容量要素の重みを増すように前記ウェイトを補正するウェイト補正手段とを有することを特徴とする蓄電デバイスの残存容量演算装置。
IPC (2件):
G01R 31/36 ,  H01M 10/48
FI (2件):
G01R31/36 A ,  H01M10/48 P
Fターム (11件):
2G016CA03 ,  2G016CA07 ,  2G016CB02 ,  2G016CB07 ,  5H030AA03 ,  5H030AS08 ,  5H030AS14 ,  5H030FF41 ,  5H030FF42 ,  5H030FF44 ,  5H030FF52
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (2件)

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