特許
J-GLOBAL ID:201003027912490167
雑音抑圧装置およびプログラム
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (3件):
大林 章
, 矢代 仁
, 高橋 太朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-121192
公開番号(公開出願番号):特開2010-271411
出願日: 2009年05月19日
公開日(公表日): 2010年12月02日
要約:
【課題】ミュージカルノイズの低減と雑音成分の効果的な抑圧とを両立する。【解決手段】第1雑音抑圧部32は、定常雑音のスペクトルNw[j]を減算係数αに応じた度合で各チャネルの音響信号V[j]のスペクトルX[j]から減算する。係数設定部44は、目的音成分を強調するフィルタ係数Wを非定常雑音のスペクトルNd[1]〜Nd[J]から生成する。第2雑音抑圧部42は、第1雑音抑圧部32による処理後のスペクトルY[1]〜Y[J]についてフィルタ係数Wを適用した指向性アレイ処理を実行することでスペクトルZを生成する。指標算定部62は、信号強度の度数分布における尖度が第1雑音抑圧部32の処理前と第2雑音抑圧部の処理後とで変化した度合を示す尖度変化指標KRを算定する。係数調整部64は、尖度変化指標KRが目標値K0に近づくように減算係数αを可変に制御する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数の収音機器が生成した複数のチャネルの音響信号から雑音成分を抑圧する装置であって、
前記各チャネルの音響信号について雑音成分を抽出する雑音抽出手段と、
前記雑音成分に含まれる定常雑音を推定する定常雑音推定手段と、
前記定常雑音のスペクトルを減算係数に応じた度合で前記各チャネルの音響信号のスペクトルから減算する第1雑音抑圧手段と、
前記各チャネルの雑音成分のスペクトルから前記定常雑音のスペクトルを減算することで非定常雑音のスペクトルを推定する非定常雑音推定手段と、
目的音成分を強調するフィルタ係数を前記非定常雑音のスペクトルから生成する係数設定手段と、
前記第1雑音抑圧手段による処理後の複数のチャネルの音響信号について前記フィルタ係数を適用したフィルタ処理を実行する第2雑音抑圧手段と、
音響信号の強度の度数分布における尖度が前記第1雑音抑圧手段による処理前と前記第2雑音抑圧手段による処理後とで変化する度合を示す尖度変化指標を算定する指標算定手段と、
前記尖度変化指標に応じて前記減算係数を可変に制御する係数調整手段と
を具備する雑音抑圧装置。
IPC (4件):
G10L 21/02
, G10L 15/20
, H04R 3/04
, H04R 3/02
FI (5件):
G10L21/02 101B
, G10L21/02 102Z
, G10L15/20 370D
, H04R3/04
, H04R3/02
Fターム (5件):
5D015EE05
, 5D020CC04
, 5D020CC06
, 5D020CE03
, 5D020CE04
前のページに戻る