特許
J-GLOBAL ID:201003028870672967

車載用立体音響装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名古屋国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-162003
公開番号(公開出願番号):特開2010-004361
出願日: 2008年06月20日
公開日(公表日): 2010年01月07日
要約:
【課題】従来よりも優れた前方定位感を実現できる車載用立体音響装置を提供すること。【解決手段】スピーカ5〜9としては、ドライバの左右の後方、具体的には、例えばシート47の背もたれ部分の肩部の左側に車両の前方に向けて左主スピーカ5が配置されるとともに、肩部の右側に車両の前方に向けて右スピーカ7が配置されている。また、ドライバの正中面に沿って、ドライバの前方に車両の後方に向けて副スピーカ9が配置されている。この構成により、仮想音源の前方定位感を向上させることができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
車両の内外の状況を検出するセンサ類からの情報に基づいて、車両の乗員に対して、提示すべき対象の状態を示すために、仮想音源による報知音を出力する車載用立体音響装置において、 前記乗員の左右の位置に、左右の耳に対してそれぞれ同じ距離に配置された左右の主スピーカと、 前記乗員の正中面に沿って、乗員の前方に配置された副スピーカと、 を備えるとともに、 前記センサ類からの情報に基づいて、乗員に提示すべき対象の状態を判定し、その判定結果に基づいて、仮想音源を生成するための制御信号を出力する制御部と、 前記制御部からの制御信号に基づいて、前記提示すべき対象の方向に音像を定位させるために、前記左右の主スピーカに対応する左右のオーディオ信号に、定位位置に応じた頭部伝達関数を利用した信号処理を施す音像定位処理部と、 前記音像を拡大するために、前記左右の主スピーカに対応する左右のオーディオ信号に、前記定位位置に応じた信号処理を施す音像拡大処理部と、 前記制御部からの制御信号に基づき、前記提示すべき対象の方向に応じて、前記左右の主スピーカから乗員の左右の耳に到る距離と前記副スピーカから乗員の左右の耳に到る距離との違いにより生ずる、音の左右の耳への到達時間の差を補正する信号遅延部と、 前記制御部からの制御信号に基づき、前記提示すべき対象の方向に応じて、前記副スピーカのオーディオ信号を処理するフィルタ部と、 前記制御部からの制御信号に基づき、前記提示すべき対象の方向及び距離に応じて、前記左右の主スピーカ及び副スピーカのオーディオ信号を、それぞれ独立に音量調整可能な音量調整部と、 を備えたことを特徴とする車載用立体音響装置。
IPC (4件):
H04S 5/02 ,  B60R 11/02 ,  B60R 21/00 ,  A47C 7/72
FI (5件):
H04S5/02 D ,  B60R11/02 B ,  B60R21/00 628B ,  B60R21/00 626B ,  A47C7/72
Fターム (11件):
3B084JA01 ,  3B084JA02 ,  3B084JD06 ,  3D020BA02 ,  3D020BA10 ,  3D020BC03 ,  3D020BC04 ,  3D020BC11 ,  3D020BE03 ,  5D062BB07 ,  5D062CC16
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許第3657120号公報
  • 特許第3880236号公報
審査官引用 (5件)
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